インターネット動画配信サービス:シニアに適したのはどれ?
2016/11/22
ネットで動画を見るサービスが
たくさん始まっていますが、
何がいいんんでしょうか?
シニアに適したものはあるのでしょうか?
はじめに
突然ですが、2015年9月2日から
NetFlixが日本で動画配信サービスを
開始しました。
世界規模のコンテンツを誇るサービスが、
月額1000円程度で動画見放題を提供する
ということです。
テレビを見る時間が十分にある我々
シニア世代には、好きな映画や様々な動画を
見られる興味ある情報ですが、
実際のところ、他にも似た様なサービスも
あるし、どうなんでしょうか。
この機会に、シニア目線から、この情報に
アプローチしたいと思います。
もちろん、動画のネット配信なので、
高速インターネットを使っている
シニアの方が対象となります。
従来から日本で使える動画配信サービス
(Hulu, U-NEXT, dTV)と
比較していきます。
シニア目線のコメントは青色で表示します。
動画配信:コンテンツは何があるの?
テレビの映画やドラマ とは違う、
シニアが見たいようなコンテンツは
あるのでしょうか?
基本は、国内外の映画、テレビドラマ、
その他のテレビ番組、アニメなどなど
ですが、各社の特徴を見ていきます。
Netflixのコンテンツの特徴
この会社は北米を中心に、
世界中でサービスを展開しているので、
そのコンテンツは膨大です。
ネット配信に参入する前にはDVD郵送の
レンタルサービスをビジネスとして
いたそうです。
<豊富なストックを持っているようなので、シニアに嬉しい、旧作の古い映画などが期待できる。ブログ筆者も無料サービスに入っていますが、サービス開始時点から、コンテンツは徐々に増えています。>
一方、Netflixのもうひとつの特徴は、
独自コンテンツです。
自らお金を出して製作した
独自コンテンツがたくさんあります。
<この特徴からは若者向けコンテンツが多いかもしれない。でも、若者の話題についていきたいアクティブシニアにとっては要チェック>
さらに、外国作品の場合、
日本語の吹き替えをサポートしている
コンテンツが多いです。
<字幕を見るのが面倒、字が見えにくいシニアには良いですね>
実際に視聴すると、映画を見ながら、
言語と日本語吹き替えを切り替えたり、
字幕も切り替えられます。
これに比べると、DVDのメニューは、すごく使いにくいので、観やすくで楽しめます。
NetFlixは外国作品だけでなく、
今回日本でサービスを開始するにあたり、
日本のコンテンツを積極的に買い付けて
増やしたということなので、
国内の映画、ドラマ、アニメなども
豊富ということです。
<新しく買い付けたようなので、シニアが見たいものはあるでしょうか、コンテンツを良くチェックする必要があるかな>
無料お試し期間でチェックしてみるのがいいでしょう。
Huluのコンテンツの特徴
Huluの場合、外国映画や海外ドラマは、
他のサービスに比べて、
より新しい作品が用意されているようです。
<海外作品の新作を誰よりも早く見たいという、アクティブなシニアには良いかもしれません>
Huluは子供に人気のアニメ作品や
若者向けお笑い番組、特撮、または
NHK Eテレ番組などもコンテンツとして
配信しています。
<孫と一緒に見たいシニアにとっては、ちょうど良いコンテンツがあるかも>
U-NEXTのコンテンツの特徴
現時点では、日本で最大のコンテンツ
(80,000以上)を誇る
動画配信サービスとなっています。
内容はあらゆるジャンルを網羅しており、
映画、テレビドラマ、バラエティ、
アニメなどです。
その中で、最も特徴と言えるのは、
アダルト作品と電子書籍が含まれている
ことではないでしょうか。
電子書籍には、50程度の雑誌も
読み放題で含まれています。
<この特徴はアクティブなシニアには要チェックかもしれません。
一方、シニアにとっては雑誌など書籍をパソコンや携帯端末で読むというのは得意でないかもしれないので、読みたいものがあるかも含めて、一度無料サービスで体験したほうが良いでしょう>
ただし、後で料金に関して触れるように、
全てが見放題でなく、コンテンツによって
視聴するたびに、課金される方式
(ペイパービュー)も併用している
ため要注意です。
***************
31日間無料トライアルがあります。
まずは、下のU-NEXT申し込みで、チェックしてみるのがいいでしょう。
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dTVのコンテンツの特徴
もともと、NTT Docomoの携帯の利用者が
契約するときに、料金割引の条件として
オプション加入するサービスであり、
多様なコンテンツがあります。
映画の品そろえはHuluに次ぐ感じですが、
邦画、懐かしのヒーローもの、
一般若者向けや子供向けのアニメ作品などは
充実しています。
31日間無料期間に、果たして自分の
ライフスタイルや好みに合う内容か、
確認して見たいサービスです。
そこまで映画ファンでなく、古い映画が好きなシニア、お孫さんと一緒に見たいシニアなど、Docomoと契約しているシニアにはオススメですね。
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料金比較
気になる料金ですが、dTVを除き、
実は感覚的にはだいたい同じ程度です。
Netflix は3つのコースがあり、月額で、ベーシック(通常画質)で650円、スタンダード(HD画質)で950円、さらにプレミアム(4K画質)で1450円、すべて、見放題となります。
これらは、画質と、同時に視聴できる
端末数が決められています。
Huluは月額で933円(税抜)で見放題です。
画質はHD画質をカバーします。
NetFlixのスタンダードとほぼ同じです。
U-NEXTの月額料金は1980円(税抜)
と高いです。
ただし、この料金にはペイパービュー視聴にも使えるポイントが1000円分含まれているようです。
すなわち、1000円分は個別の視聴に使えるということです。また、そのポイントは雑誌など電子書籍を読むためにも使えるようです。
<誰でも、月々の課金はなるべく抑えたいので、U-NEXTを選ぶ人は、U-NEXTならではのコンテンツに対する思い入れがある人になりそうです>
dTVは月額500円であり、料金的には最も魅力があります。
最新の映画に関しては追加料金で見ることができます。
視聴デバイス
対応する視聴デバイスは、ほぼどのサービスも同様です。テレビ、パソコン、スマホ、タブレット、ゲーム機などです。
ただし、それらの機器が、インターネットに接続できる環境にあることが大前提です。4Kなどの高品質な映像を観るためには、データ量が大きいので、特に高速インターネットを用いていることが望ましいことになります。
(15Mbps以上と推奨されています。これは光回線によるサービスが前提となります。)
—> 家で使う高速インターネットは何がベストか/ネットで動画を観る人の場合
新しくテレビを購入する予定のある方は、NetFlixボタンのあるテレビを選び、インターネットに接続すると、かなり嬉しい環境になります。
現時点では、ソニー、パナソニック、東芝、シャープなどがNeflix対応テレビを発売しているので、今年新しいテレビを買った人には、嬉しい選択肢が増えました。
光回線の高速インターネットを使っているシニアにとっては、リモコンボタン一つで動画チャネルにアクセスして楽しめるので、一度設定すれば、シニアにもとても使いやすいサービスになります。
課題は、NetFlix対応テレビを高速のインターネットに接続する環境を準備することで、シニアには少し難しい内容になります。
ここは、テレビを購入するお店のサービス、ITに詳しい友人に手伝ってもらいましょう。
NetFlix日本参入をきっかけとして、動画配信サービスをシニア目線“独断と偏見で”まとめます。
動画配信サービスをシニア目線でまとめ
Blu-Rayのレンタルで映画をよくみるアクティブなシニアは、コンテンツの内容と画質の点で今後NetFlixがおすすめな気がします。
コンテンツには好みがあるので、まずは、無料サービスに入ってパソコンで視聴し、じっくり比較するのが良いと思います。
NetFlixは1ヶ月無料、その他も同様な無料お試しがあります。
詳しくはそれぞれのサイトでご確認ください。
今回、主としてコンテンツの内容に着目してみました。
元気シニア
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