E-Tax | 確定申告 |R3年度はマイナンバーカード+スマホで認証 | 動画あり
国税庁のe-Taxが、Macとマイナンバーカード+スマホを使って処理できるようになりました。何ができるのか、調べて、やってみました。今までは、Macで使える、マイナンバーカードを読み取るカードリーダーがあまり種類がなくて、不便でしたが、Macとスマホで確定申告ができればとても簡単で、嬉しいです。
はじめに
今まで、普段使っているMacで申告しようとすると、マイナンバーカードを読み取るMac用のカードリーダーがなくて、仕方なく確定申告の処理だけはWindow PCに切り替えてやっていました。とても不便でした。
今年からはスマホのカード読み取り機能を使って、マイナンバーカードの読み取りを行い、Mac (Safari)で処理が進められるということで、やってみました。
確定申告作成コーナー(Web上)とMac環境の確認
最初に、作成コーナーにアクセスして、Macの環境(ブラウザーの種類、バージョン、機能拡張の必要性など)のチェック、スマホのアプリの導入をします。スマホには、マイナンバーカードを読み取り(カードリーダー不要で)確定申告書の作成と送信に用いるためのアプリを入れます。
PCで作成コーナーに接続すると、自分が使っているPCとブラウザーを識別して、必要な機能拡張などを指示してくれます。それに従って、操作すれば、確定申告書の作成と送信ができます。2、3年前の不安定な動作は、今年はなくなりました。
以下は、作成コーナーの最初の画面です。
全ての指示が、作成コーナーから示されるので、詳細はここでは省きます。全体を知るための動画があるので、不安な方は一度チェックすることをお薦めします。
私は、MacでSafariを使って確定申告のe-Tax送信を行いましたが、特に問題なくいきました。
他のPCやブラウザーでも、指示に従って準備すれば問題なく動くはずです。大まかなポイントのみを書きます。
(1)スマホに必ず必要なアプリは、マイナポータルです。マイナポータルの機能で、作成コーナに表示される2次元バーコードを読み取り、マイナンバーカードの情報と、e-Taxの情報を連携させるので、重要です。マイナポータルをAppStoreから検索してスマホに入れておきます。
(2)スマホの選択は、最近の2年以内のものであれば、大丈夫です。マイナンバーカード読取対応のスマホの確認はこちら
(3)MacでSafariを使う場合には、最新バージョンが必要です。作成コーナーでは15.1が推奨されてます。が、さらに最新の15.2でも大丈夫でした。なお、おすすめとしては、ブラウザーは、Chromeを使った方が画面が見易くて、安定しているようです。
(4)e-Taxで申請を送信した後に、メッセージボックスを見るためには、Safariの機能拡張を必要とします。これも作成コーナーから、”確認する”をクリックして、Safarinに必要な、機能拡張をインストールすることができます。
(5)マイナンバーカードを準備します。4桁のパスワードも用意します。まだの方は>> マイナンバーカードの取得についてはこちら
マイナポータルとの連携で医療費データが共有できる?
R4年の申告から、マイナポータルとの連携で、医療費や配当データが確定申告に自動で反映されると聞きました。今回は私はやりませんでした。
医療費が項目が多いので、やりたかったのですが、R3年分医療費の一部(9月まで)のデータが反映されるということで、一部だけだったのでやめました。来年からは100%反映されるようなので、便利になると期待してます。
終わりに
数年前は、Macでe-Taxするのはとても大変でした。OSバージョンや、カードリーダーの相性や、いろいろなところでバージョンの違いで動かなかったり、パッチを当てたりして大変でした。
今回はそういうこともなく、安定した動作で、e-Taxが送信できました。
頑張ってください。
ヘルプデスクもありますので、ぜひ活用してください。
元気シニア