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航空券のシニア割引 | ANAとJALの比較

      2022/09/06

シニア(65歳以上)の飛行機チケットは、当日空席があると、とてもお得に利用できます。日本航空(JAL)も、全日空(ANA)も、似たようなシニア割引がありますが、少し使い方が異なります。実際にどのように異なるのか、安いというが金額はどのくらい安くなるのか、体験に基づき、比較してみます。

はじめに

当日に空席があれば、安く飛行機に乗れる仕組みは、特に、時間に余裕がある若者や、元気なシニアには便利ですね。私、元気シニアもちょくちょく利用しています。

この記事では、そのようなシニア割引をJALとANAで比較してみます。JALもANAも似たようなシニア割引があり、それぞれ、JALは”当日シニア割引”、ANAは”スマートシニア空割”と呼んでいますが、使い方が少し異なります。

その違いを説明しながら、どちらがどんな場合に使いやすいのか、比較してみましょう。

JALの”当日シニア割引”

チケット購入方法

当日、空港にて空席がある場合、65歳以上であれば、チケットを購入できます。ただし、事前にネットで購入することができません。とにかく、購入手続きのために空港に行く必要があります。乗りたいフライトの混雑状況をなんらかの手段で確認して、空席がありそうということを確認して、空港に少し早めに行くことが必要です。

空席がありそうかどうかの事前確認の手段としては、JAL Websiteでの確認、がおすすめです。

購入できる人の条件

65歳以上であればどなたでも購入できます。JAL Card会員とか、マイレージクラブ会員とか、条件はありません。

金額

どのくらい安いかというと、基本は変動運賃になっていますが、大人普通運賃の3~4割の価格で購入できます。例えば、羽田から札幌行きの片道チケットを正規の大人普通運賃で購入すると41,250円ですが(2022年5月17日)、当日シニア割引の場合は、15,500円となります。詳しくは、以下のサイトから確認ください。

ANAの”スマートシニア空割”

当日であれば、オンラインで事前に購入できます。または空港でもチケットを購入します。JALとの1番の違いは、空港に行く前に、空席があれば、Webサイトから予約し、チケットが購入できます。ただし以下に説明するように、条件があります。

チケット購入方法、条件

当日、オンラインでWebsiteから、または空港にて空席がある場合、65歳以上であれば、チケットを購入できます。ただし、ANAマーレジクラブ会員であることが条件です。当日であれば、事前に空港でなくても購入できるので便利ですが、ANAマーレジクラブ会員であることが条件となります。

ANAの割引便を使う場合は、あらかじめ、会員になっておくことをお勧めします。

金額

基本はJALと同様に変動運賃になっていますが、大人普通運賃の3~4割の価格で購入できます。JALとほぼ同程度です。詳しくは、以下のサイトから確認ください。

ANAのスマートシニア空割のサイト

まとめ

結局、JALとANAどちらも金額的には同じような割引となります。大きな違いは、JALの場合は、65再以上であれば、誰でも利用可能ですが、ANAの場合は、マーレージクラブ会員のみが利用可能という点でしょうか。

ANAの場合は、当日であれば、空港に行く前にWebで購入できるので、ギリギリで席があるかどうかという、ハラハラした状況を避けたい場合は、ANAが使いやすいと思います。ハイシーズンでなければ、通常は、空席があるので、会員でない人を含めて旅行する場合は、JALが利用しやすいですね。

また、JALカードを持っている方にとっては、当日でも、自動チェックインの端末でカードを差し込むと、カウンターでの係の方の手を介さずに、クレジットカードでスムースに割引チケットが購入できます。席の空きもハイシーズンでない限りは大丈夫なので、かなり使いやすいです。

当日のシニア割引をうまく利用して、気ままな旅を楽しみましょう。

羽田空港の自動チェックイン

 

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