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白内障手術の体験記 | 多焦点レンズ | 両目同時

      2018/03/28

駅前の眼科に通ってドライアイとか

アレルギー性の眼のかゆみを治療して

いましたが、ある日、水晶体が白く濁り

始めているという指摘を受け、ついに

白内障の手術を受けましt。

はじめに

白内障は、水晶体が白く濁り、視力が低下する

高齢者に多い病気です。

水晶体はたんぱく質と水でできているのですが

高齢化、紫外線の影響などで白く濁るそうで、

70歳を超えると、程度の差はあれ、

ほぼ全員が白内障になっているそうです。

今回、眼科医からの勧めで、思い切って両目の

白内障手術を受けることにしました。

事前に予想していたことに対して実際はどうか、

期待していた結果が得られたのかどうか、

自分の体験をシェアします。

白内障手術は早めにすべきかどうか

白内障の症状

一般に、白内障の症状は、初期には明確で

特徴的な自覚症状がないようです。

もっとも多い初期症状は視力低下のようです。

私の場合も、数年前から近くが見えにくくなり

遠近両用メガネでしのいでいましたが、最近、

近距離の視力が悪くなったと感じていました。

目のかゆい症状で眼科で診察して初めて

白く濁りかけていることを知らされたのです。

実際に筆者の症状としては、左目の視力低下が

始まっており、以前は1.0 ~ 1.2あったものが

最近2年くらいの検査で0.8に落ちてきていました。

手術の時期

このように、初期では老眼の進行のような形で

視力低下の症状が出るので、白内障進行という

自覚がありませんが、高齢になると、白内障は

必ず進行していきます。

ある時点で、手術で根治することが必要に

なります。

いつ手術をするべきかは、ある程度

視力が落ちて生活に支障をきたすように

なってからとされているようです。

いろいろな眼科のサイトを見ると、視力

0.7程度に落ちたら手術すべき時期と

されています。

(例えばこのサイト

しかし、早めに手術に踏み切ることを

医者から薦められました。

その説明は以下のようなものでした。

白内障は年とともに確実に進行するため

遅かれ早かれ手術しか完治の方法はない。

しかし、高齢になってから手術すると

様々な問題が出る可能性が高くなる。

さらに脳が慣れるまで時間がかかったり

慣れにくい人もいるようです。

それよりも、早めに手術して、快適に

見えるようにして生活の質を上げたほうが、

いいのではないかという内容でした。

特に、遠近両用眼内レンズによる白内障手術は

老眼を治療する効果もあり、40代後半からでも

手術適応と判断する場合もあるようです。

確かに生活の質を考えると、見えにくい

状態で我慢していて、どうしようもなくなってから

最後に手術するよりは、視力に問題が出る前に

手術という考えはあるかなと思いました。

そこで、白内障手術をした70歳代の経験者に

いろいろ聞いてみたところ、「格段に良く見える

ようになった、早めに手術したほうがいい」

という助言ももらい、その経験談を信じて、

思い切って手術することに。

手術内容

左目が視力低下なので、左目を先に手術するかと

思ったら、両目同時でやりますと言われ、

びっくりしました。

片目で15分程度の短時間手術であることと、

極めてリスクの少ない手術ということ、

などで、その眼科では両眼同時手術を勧められました。

確かに、両目同時に行えば、手術の負担は一度に済むし、

両眼の視力が異なることによる違和感を

軽減できるので、リスクが管理できるのであれば、

患者にとってもいいことかもしれません。

さらに、近くと遠くに焦点が合う、2焦点のレンズを

入れることにしました。

これにより、遠近両用の老眼鏡が不要となります。

中間には焦点は合わないので、少しぼやけることに。

費用は片目で約50万円で健康保険の対象外ですが、

医療保険の先進医療特約に加入していると、

お金は医療保険から補填されるとのことで

実質的に自己負担がなく手術ができました。

手術の準備

手術の1ヶ月前に、ムンテラと言われる

手術の説明、リスクの説明などが執刀医からあります。

手術当時の3日前から、抗生物質の入った

目薬を1日4回、自分で投与します。

なお、筆者のお世話になった医院では、

手術当日は、医院と自宅の間を、車で

送迎をしてくれました。

手術の実際

手術室に入るまで、隣の部屋で待機して、

手術着を着たり帽子をかぶって、バイタルを

測定する器具を装着し、麻酔の目薬を入れます。

手術中は目を開けているので、メスとか見えて

怖いかなと思っていましたが、実際には、

光が強く全てがぼやけているので、何も

怖さはなかったです。

片目で10分程度の時間で、順調に終了しました。

手術後

手術後は、透明のキャップのような、眼帯を両目に

テープで装着されました。

ウルトラマンの目のような感じです。

少し視野はぼけているけれども、透明な眼帯なので

歩いて待合室に戻り、薬をもらい、車で帰宅します。

薬は飲み薬(抗生物質)と、3種類の目薬

(片目ずつそれぞれ3本)を渡されました。

薬が細菌に感染するリスクを考えて、右目と左目で

薬を分けるということでした。

とても面倒ですが、片目ずつ、3種類を1日4回、

4週間は続けます。

その間、手術翌日から毎日3日間、診察を受け、

眼の手術傷の状況や感染を確認し、また視力の

回復状況をチェックします。

ウルトラマンの眼帯は翌日外して、その代わりに

保護メガネを装着します。

保護メガネは、短くとも、2週間は装着する

ように言われました。

保護メガネ

 

その後は、1週間後、2週間後、1ヶ月後に

に眼科で診察と視力検査を受けます。

手術1ヶ月後から点眼する、ドライアイの

予防ということで、粘膜の修復をする

ムコスタ点眼薬という目薬が支給されます。

これを使い切ったら目薬は終了ということでした。

 

見え方はどう変化したか

手術直後は薬のために焦点はぼやけたままですが、

次の日になって、保護メガネをかける頃には、

意識を集中すると時々近くのものがくっきりと

見えるようになってきました。

2、3日経過すると、30cmくらいの距離に

パソコンの画面をもてくると、以前難しかった

小さなフォントでも読める程度になってきました。

視力検査の結果、術後1週間で、左目は1.0に

右目は1.2に回復しましたが、視野が少し

狭くなった気がします。

しっかりと視線を向けた範囲が見えますが、

その周辺はぼやける感覚があります。

これはレンズの特性なのか、脳が慣れていない

ためなのか、もうすこし時間が経過しないと

はっきりと言えなような気がします。

慣れないといけないこと

なんとなく、すべてのものがくっきり見えるような

バラ色の期待を持っていましたが、人工的なレンズを

入れるわけなので、今までとは異なる工夫をしないと

よく見えません。

焦点の合わせ方が、今までと違います。

●距離を調整してよく見えるポイントを探す

今までは無意識に筋肉を動かしてピントを

合わせようとしていたわけですが、その動きは

効果がなく、頭や手を動かして見る対象物の

距離を調整することになります。

●遠くの光る点が細かく放射状に拡がる

多焦点レンズの特性で、遠くの点光源の光が

拡がって見えます。

これは、小さな光の点がギラギラと

放射状に光が拡がる感覚です。

車のヘッドライト、街灯の電球、交通信号など、

あらゆる点光源が放射状に拡がって見えます。

これはだんだんと慣れてきました。

人によっては、色が青みがかって見えると

言われていますが、筆者の場合は、そのような

感覚はありません。

とにかく今まで本を読んだり、スマホを見るとき

必要だったメガメ(遠近両用)が不要になりました。

メガネを探す手間がなく、これが一番の改善点です。

<注意点>

術後一ヶ月の検診の際には、昼間はいいけれども、

夜の高速道の運転には気をつけたほうがいい、

(避けるほうがいい)というアドバイスを

眼科の先生から言われました。

<後日談>

実際に3ヶ月後に、夜の車の運転をしました。

車のヘッドライトや、交通信号、街灯の明かりなど、

明るい小さな光の周りにギラつくフレアーのような

部分が広がって見えます。

 

これは、眼内レンズの構造上の問題で、

そのように光が拡散して見えるのだそうです。

今の所、この状態が支障になって車の運転が危ない

ということはありませんが、少し気をつけています。

 

まとめ

行きつけの眼科の勧めに従って、早めの手術を

決心しましたが、結果的には、良かったと思います。

白内障の進行に伴って視力が低下するのに合わせて、

メガネをいろいろ調整する生活を送るよりは、

幾つかの注意点はあるものの、眼内レンズの特性に

慣れてくれば、メガネなしの自由な生活パターンを

楽しむことができます。

皆さんも検討してみてください。

なお、手術後は炎症を防ぐ薬の副作用で

目の粘膜が荒れるので、ドライアイ予防の

目薬を1月程度点眼するようにします。

 

*この記事の内容はあくまでも筆者個人の状況と感想に基づく結果です。個別の患者の状況によって治療方法は変わるので、あくまでも筆者の体験した事例となります。

元気シニア

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