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オンライン相続登記 | 司法書士なしでもやれた体験記 | その2| 環境整備

      2018/03/21

オンライン登記の最初の関門は、まず

パソコンの環境を整備することです。

いろいろとソフトやプラグインの準備が必要です。

 

はじめに

この記事では、オンライン登記の環境整備を

説明します。

必要な要素は主として以下のとおりです。

(1)インターネットに接続されたPC

(2)申請用総合ソフト

(3)PDFの電子署名が出来るソフト、プラグイン

(4)マイナンバーによる個人認証の環境(ICカードリーダーライターなど)

また、マイナンバーカードの取得を

済ませておく必要があります。

PCの準備

基本、通常のWindowsPCがあれば大丈夫です。

インターネットに接続できることは当然です。

ただし、PCの管理者権限を持つアカウントで

ログインして使うようにしてください。

セキュリティ機能に関わる環境の変更の際に

管理者パスワードなどが必要となります。

詳しくは法務局のページでWindowsに関する

留意事項が説明されています。

さらに、.NET Frameworkが動いていること。

最新のWindows10であれば標準で

入っているので大丈夫です。

その他のWindows8.1または7の場合、

.NET Frameworkが動いているか確認し

必要に応じてインストールする必要があります。

安心なのは、最新のWindows10を準備するのが

色々な意味でトラブルは少ないようです。

32bitマシンか64bitマシンかに関してはどうか。

どちらでも大丈夫です。

ただしトラブルがあった際の対処方法が

異なってくることがあります。

例えば、Windowsのセキュリティ更新によって、

電子署名が失敗する問題がありますが、

パッチを当てる際の対応が32bit/64bitで

異なってきます。

申請用総合ソフト

オンライン登記の申請書作成、処理を行うための

ソフトウェア”申請用総合ソフト”を、法務局の

ページからダウンロードします。

 

申請用総合ソフトダウンロード

 

このソフトを使って申請処理を行うわけですが

使い方に関しては、記事の続き、(その3)にて

実際の申請の留意点をまとめる予定です。

オンライン申請では法務局の勤務時間帯でないと

行えない処理と、時間外でも行える処理があります。

なお、この申請用総合ソフトを使う場合、必ず

メールアドレスを使ったユーザ登録が必要です。

 

PDFの電子署名のためのソフト

オンライン登記申請においてはPDFの書類に

電子署名しますが、そのためのソフトの準備が必要です。

PDF処理ソフト

まず、有料のPDFを処理できるソフトを導入します。

最も一般的なのはAdobe Acrobat DC (Standard)

またはAdobe Acrobat 2017 (Standard)です。

価格は高いですがProバージョンでも、もちろん大丈夫です。

その他、SkyPDFも対応しているようです。

動作確認されているソフトは、法務省のページに説明があります。

元気シニアは、Acrobat DC (Standard)を購入して

インストールしました。

オンライン登記用のみでなく他にも使うことも考えて

投資としては問題ない金額と考えました。

(年間一括で16,560円)

もし、今回のオンライン登記のためだけであれば、

月契約で月額2,480円で使えるので、リーズナブルです。

PDF署名のプラグイン

申請用総合ソフトにおいて、PDFに電子署名するために

さらに、プラグインをインストールする必要があります。

PDF署名プラグインはここからダウンロードします。

PDF署名ができない事例への対処

元気シニアの場合、PDF署名をすると、署名に失敗するという

状況が発生しました。

これは、調べてみると、2016年にリリースされたMiscrosoftの

セキュリティ更新プログラム MS16-035 による影響であることが

わかりました。

.NET Framework 用のセキュリティ更新プログラムによる

影響のためであり、元気シニアのPCもその影響を受けていました。

この問題を解決するため、Microsoftが提供する以下の

ファイルをダウンロードしレジストリの変更をする

必要がありました。

SignedXml-ExternalReferences.reg (32-bit マシン)

SignedXml-ExternalReferences.Wow6432.reg (64-bit システム)

使っている個々のPCによるので、もし、PDFへの電子署名を試して、

単純に出来ないという状態があれば、試してみてください。

 

マイナンバーカードによる個人認証の環境

オンライン登記の、本番の電子署名は、事前に電子証明書が

記録されたマイナンバーカードをICカードリーダー/ライターを

使って読み取り署名を行います。

電子署名は公的個人認証サービスの共通の仕組みなので、

公的個人認証サービスポータルサイトに詳しく説明があり

必要なソフト、使えるICカードリーダー/ライター機器を

確認すれば問題なく環境を準備できるでしょう。

重要なポイントを説明しておきます。

ICカードリーダーライター

専用デバイス

よく使われていているのは、昔からある機器で

ソニー製、NTT-COM製が安定しています。

元気シニアはNTT-COM製を用いてE-taxの認証を

行っていましたが、今回はソニー製を使いました。

Windows10では機器をPCに差し込むと自動的に

機器を認識して必要なドライバーをダウンロードします。

マイナンバーに対応する機器はここでチェックできます。

スマートフォン

2017年1月から、スマートフォンを用いてICカードの

読み取りや書き込みが可能になりました。

元気シニアがオンライン登記を行った時期(2017年9月)には

まだこの最新の環境は安定していないと考えて、安全策で

以前から使われているリーダーライターを使うことにしました。

これからマイナンバーカードによる個人認証の環境を

構築するのであれば、スマホのリーダライタモードを使い、

ICカードリーダライタの代わりにBluetooth経由で

PCに接続して、公的個人認証サービスを利用するのが便利です。

より詳しく説明すると、Windowsパソコンとスマートフォンを

Bluetooth機能で接続し、スマートフォンのNFC機能を用いて

マイナンバーカードに格納された電子証明書を読取ります。

この場合、Windowsパソコンに利用者クライアントソフト

Ver3.1以降をダウンロード、インストールした上で、

スマートフォンにも利用者クライアントソフト

Android版・Ver1.0をインストールする必要があります。

詳しくは、スタートアップガイドを見て環境を準備してください。

マイナンバーカードに対応したスマートフォンの機種は

こちらに掲載されています。

利用者用クライアントソフト

自分のマイナンバーカードの電子証明書の内容の表示や

有効性確認などをするソフトで、電子署名の際に必要です。

PCに正しくインストールしておけば、オンライン登記の際に

特にこのソフトを操作することはありません。

インストール方法は、このページを参考にしてください。

なお、スマートフォンをICカード読み取りに使う場合には

そちらにもAndroid版利用者クライアントソフトを

インストールすることを忘れないように。

ブラウザー環境

PCの設定で特に気をつけないことは、ブラウザーです。

Windows10では標準ブラウザが「Edge」となりますが、

オンライン登記では、公的個人認証サービスの電子証明書を利用するため、

「Microsoft Internet Explorer」を”いつも使うブラウザー”に設定する

必要があります。

ブラウザーの設定についての説明はこちらにあります。

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まとめ(その2)

オンライン登記のための環境の設定に関して、

重要と思われるポイントをまとめてみました。

このほか、申請の最後の手順として、登記の登録免許税を

支払う処理がありますが、オンラインバンキングが使えます。

スムースに支払い処理できるように、自分の銀行口座の

オンラインアカウントをあらかじめ作成しておくのが便利です。

次回の記事は、いよいよ実際の登記申請の手順と、

法務局で教えてもらったこと、マニュアルで悩んだこと

などをまとめて、

オンライン相続登記 | 司法書士なしでもやれた体験記

(その3)としてアップします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

元気シニア

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