厳冬の十勝帯広体験記 | ラーメン | 豚丼 | 市場食堂 | 雪道スリップ
2018/05/09
厳冬の十勝帯広に行きました。
極寒の帯広の体験をまとめておきます。
道路脇には背丈以上に雪が積みあがって、
車道は雪が固まり、デコボコの氷の板のようになり
タイヤが滑るので、車の運転に気を使うのですが、
なれると少しだけ運転は楽しかったです。
はじめに
12月26日から3日間と、1月12日から3日間、
極寒の帯広地方にいきました。
目的は、介護状態にある義理の両親の様子を見て
必要な手続きを行い、生活環境を整えるためです。
12月に降った雪は寒さのため、そのまま残って
一部はガタガタのアイスバーンになっていました。
美味しいものを楽しむ余裕はあまりなかったのですが、
幾つかを紹介します。
気候
厳冬の十勝帯広地方の天気は、晴れた天気でしたが、
よく冷え込んでいました。
12月は、最低気温がマイナス10度からマイナス16度くらい
最高気温が1度くらいでした。
1月はさらに寒くて、1日の最高気温がマイナス6度くらい、
最低気温がマイナス20度前後となっていました。
以前に降った雪が解けないで根雪となっていたため、
車を駐車場に止めて歩く際には、転ばないように
気をつけないと、転倒の危険があります。
1月は、お店の駐車場も、市街中心部の一部を除いて
写真のように雪が凍ったまま解けない状態です。
底に滑り止めが付いている靴を履くことを
お薦めします。
帯広地方卸売市場
年末年始にこの市場に来たのは、これが初めてです。
今までとは違うこの時期の珍しいものがありました。
年末年始の定番
お馴染みの鏑木水産さんに行きました。
お正月用の数の子(味付け)と新巻き鮭です。
数の子は注文して宅急便で送りました。
家で戻して、お正月にいただきました。
コリコリで大変美味しかったです。
季節の海産物
少し高価でしたが、この鏑木水産の親父さんが
オススメの品で、オスの「ししゃもの干物」です。
これも買って送り、焼いて食べましたが、全く味が
違います。うまい!
そのお隣のお刺身専門店には、この時期のものが
いくつか並んでしました。
今回はタコ刺身を買いました。
その日の夜に食べましたが、コリコリして
歯ごたえのあるタコで、いくらでもいただけます。
山わさびが、刺身に会うことがわかりました。
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市場食堂(今回初めて)
昼時に市場に行ったので、2階の食堂に行ってみました。
以前から機会をうかがっていたのですが、今回が初めてです。
昼時でもあり、お客さんでいっぱいで、
だいぶ待つことになりましたが、美味しかったです。
市場食堂は、市場の階段を2階に上がると、あります。
かなり広いスペースに、テーブルとイス、
小さな蹴上がり(畳の間)があります。
定食の食事を用意する厨房と、お寿司屋さんの
カウンターが、それぞれスペースの両側に陣取っています。
自動販売機でチケットを買います。
魚定食はニシンの煮付けですが、少し珍しいので、
これを注文。
それとカキフライを注文しました。
付け合わせの塩辛が、あまり塩が強くなく、
非常にコクがあって、ご飯と良く合いました。
次の機会があれば、やはりネタが新鮮な
お寿司を注文するべきですね。
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ラーメン
日中の最高気温がマイナスになると、やはり
ラーメンが食べたくなります。
今回は介護の手配や、病院との打ち合わせがあり
空き時間を使うランチでしたのであまり時間がなく
近場の普通のラーメン屋さんに行きました。
地元の人に聞いて、薦められたところに行きました。
帯広のタウン誌で、オススメのラーメン店の口コミが
特集で載っていましたが、そこから探す余裕がなかったです。
でも後で分かったのですが、結果的に、口コミの特集にも
掲載されていたお店に行くことになりました。
寳龍 大通店(帯広市)
寳龍は1957年に札幌すすきので創業した味噌ラーメンの店で
現在は、北海道だけでなくフランチャイズが拡大しています。
帯広では、37年前からあるらしいです。
ラーメン店の場合、チェーン店でもお店によって
味やメニューが違うことがあります。
北海道のサッポロラーメンの場合は、特に、店舗によって
独自のメニューを持ち、味にこだわる店が多いようです。
今回は、病院から近かったので、この大通店に行きました。
味噌の味のベースは同じなのですが、この店も独自の
メニューがあり、注文しました。
中太ちぢれ麺で、独特のニンニクと生姜の味、
美味しい味噌ラーメンでした。
火曜日定休です。
豚丼
最後に、定番の豚丼です。
豚丼のお店は帯広市内と十勝周辺にたくさんありますが、
私が気に入っている黒いタレの豚丼に、久しぶりに行きました。
独特の焦がしたタレの味で、時々無性に食べたくなります。
お店の情報については、関連記事をご覧ください。。
今回もいつものように、黒い豚丼を味噌汁とともに
いただきました。
ここは、注文してから、15分から20分くらい
待たないと食べられません。
基本、一人で丁寧に作るので、時間がかかる
わけですが、今回、お店の中をよく見たら、
時間がかかるのでごめんなさいという主旨の
張り紙が掲示してありました。
確かに、以前にも、注文してから食事が来るまで、
20分くらい待っていたことがありました。
この店だけでなく、北海道のお店は、東京に比べたら
どこでもゆっくりしています。
でも、最初からそう思っていると不思議と慣れてきました。
まとめ
真冬の北海道は、 厳しかったです。
車中が冷えているので、車のエンジンを
出発の10分くらい前に始動して、車の中を
暖めておく必要があります。
何事も行動を起こす準備に時間が掛かるので
それなりの準備時間を配分した、ゆったりした生活の
パターンで生き抜いていく必要があります。
今回、よくわかりました。
元気シニアでした。