アイルランド:ギネスビールとアイリッシュエール
2016/08/28
アイルランドの楽しみの一つ、それはビールです。
概要
アイルランドのダブリンに、一人旅で3日滞在しました。アイルランドと言えば、ギネスビールを思い出します。まさに、ギネスビールの本拠地で、美味しいギネスのドラフトと、アイリッシュエール(赤茶色のぬるっとしたビール、とても美味しい)を楽しみました。
ギネスビール本社工場
ダブリンの市内、西側の、川沿いの地域に大きな工場があります。滞在したホテルから、毎日、市内中心部まで、歩いたのですが、その途中にありました。下の写真は、ごく一部しか写っていませんが、市内のかなりの面積を占めているような大きさです。
記念館でビールを(Guinness Storehouse)
このビール工場の裏側あたりに、元の倉庫を改造した、ギネスの記念館、試飲もできるGuinness Storehouseがあります。
工場の裏の通りを歩いていると看板が見えます。矢印に沿って工場の関連する建物の周囲を歩いていくと、さらに看板が、
古い建物の中に、ギネスビールの歴史や実際の試飲もできるStoreHouseがあります。中には説明展示、試飲コーナー、お土産などと、7階にはバーがあります。
毎年10万トンのアイルランド産の大麦がギネスビールに使われ、アイルランドの麦芽の3分の2はギネス製造に用いられる!
展示見学もそこそこに、7階のバーに直行しました。そして迷わずギネスを注文。
待ち時間約5分ほどで、ギネスのドラフトビールが出てきます。
瓶ビールの真っ黒なギネスとは違って、クリーミーで、まろやかな味です。
今回は、時間もなく全てを味わうことはできませんでしたが、アイルランドには3つの黒ビールがあります。ギネスの他にはマーフィズ、そしてビーミッシュという黒ビールがあります。キルケニーというビールも人気で、黒ビールに普通のビールを混ぜたハーフアンドハーフです。アイルランドの食事にとても合うそうです。次回は是非チャレンジしたい。
なお、ギネスビールは普通の黒ビールではなく「スタウトビール」と呼ばれ、よく煎った麦を高い温度で発酵させるという方法で作られているそうです。そのために、ギネス独特のまろやかな泡とコクのある味を生み出します。
なお、最近人気の「ギネスシチュー」は、今回バンケットで頂いた料理で「子羊の肉」が、ギネスビールで煮込むことによってさらに柔らかくなるということです。美味しかったです。
ギネスビールの注ぎ方の認定
自分でギネスの生ビールを注いで、ギネスビールの注ぎ方の認定をいただけるサービスがあって、早速チャレンジしました。
コツは、45度の角度で8割くらい注いでから、約2分待つ事。その後に、泡を注いで出来上がりです。
ギネスだけがアイルランドのビールではない
別の日に、ダブリン市内の北東方向、バスで20分程度のところにある、中世の城をホテルにしたところに行きましたがそこで、勧められたIrish Aleがまたとても美味しかったのです。赤茶色のぬるっとした感触ですが、まろやかで実に美味しい。日本のスッキリ系のホップのキレとはまた異なるビールの味です。
銘柄は、SMITHWICK’Sです。ぜひ一度おすすめです。
まとめ
毎日、ダブリンの朝の風景で、パブから大量のドラフトビール樽が運び出されるのを目撃しました。大量のビールが消費されているわけですが、美味しいから無理もないと思います。
ちなみに、生ビールは一杯5.5ユーロでした。アイルランドはEU加盟国です。
それほど高くはありません。
アルコール度数はかなり高いので、気をつけてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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