新型コロナ 給付金 | オンライン申請 | 体験してみました |偽サイトに注意
2021/06/26
国民一人当たり10万円を給付
オンライン申請をやってみました。
はじめに
新型コロナウィルスに伴う、国民一人当たり一律10万円の給付は、地方の自治体では既に始まっているようですが、都市部では人口が多いためか準備に時間がかかっていました。
ようやく、5月連休明けには、いくつかの自治体で申請のための準備が整ってきています。
今回、元気シニアもマイナンバーカードを用いて申請して見ました。
オンライン申請可能な条件
ご自分がオンライン申請が可能かどうか、簡単にチェックしてみましょう。
申請者が世帯主であること、マイナンバーカードを発行していることは大前提ですが、カードに「署名用電子証明書」を付加しているかどうか。これはマイナンバーカードを作成するときに証明書を付加するかどうか、選ぶことになっています。大抵の場合は付加している筈です。
さらに「署名用電子証明書]が有効期限内にあるか、わかりますか?有効期限は、発行から5回目の誕生日、または、マイナンバーカードの有効期限、のどちらか早いほうになります。有効期限内であっても、氏名・住所・生年月日、性別の変更があった場合は失効しますのでご注意ください。
そして、暗証番号を覚えてるかどうか。
暗証番号を忘れた場合は、暗証番号の再設定が必要で、窓口に行かないといけません。窓口は混んでいるので、時間もかかり、郵送の書類による申請の方が良いかもしれません。
最後に、マイナンバーカードに対応したカードリーダ、パソコンを持っているか、または読み取り対応のスマホを持っているかということになります。これらの機器がない場合は、例えばカードリーダーが品不足で手に入りにくくなっていたりするようです。
急に準備しようとすると、割高だったり時間もかかるので、申請方法を郵送にする方がかえって良い選択かもしれません。
大まかな申請手順
大まかな申請の流れは、マイナンバーカードを持っている世帯主が、マイナポータル上の特別定額給付金申請画面から、金融機関の振込口座等を入力し、振込口座の確認書類(通帳のコピーをスキャンしたデータ)をアップロードして申請するとなっています。マイナンバーカードの電子署名により本人確認を行うため、本人確認書類の添付は不要ということです。
マイナポータルとは何か、後で説明します。
オンライン申請をどのサイトから行うのか
各自治体のホームページに必ず給付金の情報が掲載されています。
それぞれの自治体のサイトに接続して給付金の項目を探す人が多いと思います。
ただし、最近、自治体のサイトに似せた偽物のサイトが作られている様です。
自治体から、注意喚起のお知らせが出ているので、きちんと調べて、偽サイトを間違えてアクセスしない様にして下さい。個人情報の抜き取りが心配されます。
おすすめは、オンライン申請に関わる総務省のページから、アクセスしていくことで、総務省のページの方が自治体よりも安全と思われます。偽サイトは報告されていません。(2020年5月15日現在)
詳細については、下記の総務省のサイトでわかり、そこから、申請を行うことができます。
早速このポータルにアクセスしてやって見ました。
特別給付金オンライン申請の実際(総務省のサイトから)
この総務省のポータルサイトで、最初の画面は以下のようになっています。
(確認)住んでいる市町村がオンライン申請に対応しているかを確認するには
この総務省のポータルサイトで、その申請当日に対応しているかを確認できます。市町村の対応状況をクリックすれば、毎日更新されています。
(STEP1)マイナポータルにアクセスします
ここから先は、パソコンの場合とスマートフォンの場合とで、対応条件や、やり方が異なります。
総務省のサイトから、マイナポータルにアクセスして、その指示に従って進めます。
オンライン申請をパソコンで行うか、スマホで行うか、どちらが良いでしょうか。
スマホかパソコンかの選択は、あなたが持っているスマホの機能によります。
ICカード読み取り機能が使える最近のスマホを持っている場合は、試してみる価値があります。
特に、PCに接続するカードリーダーがない方は、リーダーを手に入れる必要がありますが、現在、品薄になっているようなので、自分のスマホで試してみるのがおすすめです。
私の場合は、E-taxで既にカードリーダーを使っているので、迷わずパソコンを選択しました。
<ここから以降は、パソコンの場合について実際にやったことを書きます。>
環境設定から申請手順まで、手間がかかるので、そこを中心に。
マイナポータルへアクセスすると以下の画面になりますが、いきなり入力せずにまず動作環境の確認をします。「動作環境のチェックはこちら」をクリック。
「動作環境のチェックはこちら」をクリックすると、システムが自動で使用しているパソコンの種類を判別し、パソコン環境の準備状況をチェックします。
以下の例は、Windowsパソコンの場合です。
マイナポータルAPのインストールを必要とします。大抵の場合は、このような状態になるので、インストール手順に従って、マイナポータルAPをインストールします。
最初に動作環境の整える
パソコンはWindowsか、Macかによって設定方法が異なります。利用者が多いWindowsの例をやってみます。
Windowsで注意することは、ブラウザーにInternet Explorerを用いる事です。マイナンバーカードを用いた他のアプリもそうですが、Edgeを使うことができません。
Macの場合、ブラウザーはSafariを使うことが推奨されています。
動作環境の確認ページから、マイナポータルのインストールがされていませんとメッセージが出るので、”こちら”をクリックして、指示に従ってインストールします。
インストールが終了した後、必ずInternet Explorerをすべて閉じて、再度ブラウザーを起動して総務省のサイトをアクセスしてください。
再度マイナポータルへ
動作環境をチェックしてOKであれば、総務省のサイトから、先ほどのマイナポータルにアクセスして、その指示に従って進めます。
市区町村を選択
特別給付金申請を選択
住所、氏名、メールアドレスなど入力
住所、氏名、などはマイナンバーカードから読み込むことも出来ます。
振込先の口座情報の確認書類をアップロード
これは銀行口座の写真を撮ってJPEGファイルをアップロードすればいいです。
銀行名、支店名、口座番号とカナの口座名義が入っていれば大丈です。
電子署名を付与して送信
マイナンバーカードの暗証番号がいくつかありますが、電子署名のパスワードを入れます。
送信がうまくいくと、先に登録した電子メールアドレスに確認のメールが届きます。
準備の大変な割には、手順はシンプルで特にトラブルもなく送信ができました。
まとめ
偽物の市町村サイトにアクセスしないように、総務省のサイトからマイナポータルに入り、申請を行うようにすることをおすすめします。
申請方法は難しくなく、マイナポータルの指示に従うことで、問題なく進みます。
ぜひ頑張って、給付金を早めにもらいましょう。
元気シニア