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ANAの新たな国内線割引チケット、特に注目する点、会員のメリット

      2018/12/19

はじめに

ANAの国内線チケットの新しい種類の

割引チケットがアナウンスされました。

(2018年6月25日に発表)

従来よりきめ細かに空席予測数によって

運賃が変動したり、355日前から予約が

可能になったり、いろいろ変わりました。

355日前から予約できるという

販売期間の拡張は、早く安く、チケットを

予約したい人にはとても有効になりますね。

シニア目線で変更の注目点を解説します。

新しい運賃体系の特徴

主に4つのポイントがあります。

ポイントその1:

国内線運賃が3つのカテゴリーに再編です。

従来の運賃と大まかに比較すると

「片道、往復運賃」→ ANA FLEX

「特割」→ ANA VALUE

「旅割」→ ANA SUPER VALUE

という関係になります。

(出展)ANA Homepageから

 

さらにANAマイレージ会員向けに

会員であるメリットを活かすカテゴリー、

ANA SUPER VALUE EARLY

ができました。

特徴的な部分をまとめてみます。

詳しい条件はANAのページで確認してください。

1) ANA FLEX

これは予約変更可能なチケットで

当日でも購入できるチケットになり、

他の運賃より金額は少し高めです。

従来は「片道、往復運賃」と呼ばれていました。

主として、急に出張が決まったり、常に変更が

あるような利用者を想定してます。

航空券販売開始は、搭乗355日前9:30で

搭乗日当日でも購入ができます。

運賃は今までは通常時とピーク時に

差があっただけでしたが、これからは

空席予測数に連動し運賃が細かく変動します。

なお、従来の「片道」、「往復運賃」は

2018年10月27日搭乗分をもって終了。

2) ANA VALUE

搭乗日の前日まで、または3日前まで予約購入可能。

割引チケットとしてよく使っていた特割に相当。

ただし販売開始時期は年2回、運航ダイヤ期間ごとに

一斉に発売となるようです。

運行ダイヤは以下のように年に2回決まります。

夏ダイヤ(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日)搭乗分:1月下旬頃発売予定
冬ダイヤ(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日搭乗分):8月下旬頃発売予定

 

3) ANA SUPER VALUE

従来の「旅割」に相当します。

搭乗日の21日前、28日前、45日前、

55日前、75日前までがそれぞれ予約期限となります。

販売開始時期は年2回、運航ダイヤ期間ごとに

一斉に発売を行います。

4) ANA SUPER VALUE EARLYの新設

ANAマイレージクラブ会員向けの

早期予約に有利なカテゴリーです。

予約開始は355日前の9:30からです。

ただし予約の期限は、運行ダイヤ確定前までと、

短い期間になりますが、、、、。

一般の方が予約する前に、早期予約が可能となります。

予約当日に支払いを済ませる必要有りです。

取り消し手数料は、登場日55日前までは無料。

つまり、ANA会員の方に、他の利用者より早く

優先的に予約できる期間(355日前から運賃確定まで)

を提供するものです。

運航ダイヤ確定後は、通常の「ANA VALUE」、

「ANA SUPER VALUE」を用いることになります。

ANA SUPER VALUE EARLYは、

ANA会員で、とにかく早く予約したい人に

なかなか魅力的なカテゴリーになります。

なお、航空券購入後、搭乗日55日前までは

取消手数料はかかりません。

変更があったときでもちょっと安心。

詳細は、最新のANAのホームページから

最近の運賃を確認してください。

ポイントその2

運賃の各カテゴリーとも、販売期間の拡大が

盛り込まれています。

従来、搭乗日2ヵ月前から発売を開始していたものが、

登場日355日前から予約購入可能に。

特典航空券も、従来は2か月前からでしたが、

運行ダイヤ確定後の一斉発売に合わせて予約可能です。

 

(出展)ANA Homepageから

 

ポイントその3

マイレージ会員にとって気になる特典航空券、

これはどうなったでしょうか。

まず発売期間が長くなり便利になりました。

従来2ヶ月前であった予約開始が、

ポイント1でも説明した、

運航ダイヤ期間ごとの一斉予約からになり、

なんと登場日の前日まで予約可能に。

以前は4日前までしか予約できませんでした。

ただし不便になったのは、以前はOKであった

搭乗当日空港での前の便への変更が、不可に。

その他、2区間での必要マイル数の変更とか

細かいことはあります。

ポイントその4

 

航空券の有効期間が1年間に変更され、

払戻期間も30日以内に拡大されました。

以前は有効期限は90日間、払戻期間は

10日以内でした。

355日前からの購入が可能となったので、

これは当然の変更と言えるでしょう。

実際の航空運賃はどうか(SUPER VALUE EARLY)

予約の期間が355日前からと早くなり、

空席予想で運賃がきめ細かく変動するなど

特徴はわかりましたが、実際の所はどうなんでしょう。

今回新たに導入されたSUPER VALUE EARLYが

気になるので、筆者がよく利用する、羽田〜札幌で

運賃を比較してみました。

<予約内容>

2018年11月18日時点で、ANAの

ホームページから予約してみました。

筆者のよく使う、羽田〜札幌路線を調べてみました。

1) 搭乗日程   2019年1月18日 午前8時 羽田出発

FLEX                  36,760円

VALUE                    25,360円

SUPER VALUE         11,060円

2) 搭乗日程   2019年5月18日 午前8時羽田出発

FLEX                               36,760円

SUPER VALUE EARLY            22,960円

この時期は、ダイヤ確定前なので、VALUE,

SUPER VALUEは予約できません。

このように、SUPER VALUE EARLY は

早期に予約できて、金額もまあまあという

感じですね。

早いからすごく安いというわけではありません。

座席が混んでいる時期にとにかく早く予約したい

という場合はオススメです。

金額だけみると、SPUER VALUEの方が魅力ですね。

まとめ

ANAの新たな国内線航空運賃の仕組みと

特徴をまとめてみました。

みなさんもANAの会員であれば、355日前から

予約できるメリットを生かして、早めの予約を

考えるのもいいかもしれませんね。

まったく逆のパターンで、当日の空席があれば

割引価格で搭乗できるスマートシニア割引も

引続き今までと同じに利用できます:ー)

元気シニア

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