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愛犬が家で過ごす時間を楽しくする(DogTVは有効?)

      2016/08/28

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私、元気シニアは、この写真を見るだけで、ウルウルと涙目になってきます。

この健気なワンちゃんとチャップリン演ずる主人公の生活が目に見えるようだし、以前、一緒に暮らしていた犬と共有した時間、触れ合ったり目を見つめ合ったりした時間が蘇ってくるのです。

犬が好きな人なら、きっとわかってくれると思います、この気持ち。。

さて今回の記事は、飼い主が家にいられない時に、映像で犬と繋がりたいと思うのですが、家にいる犬にとって映像はどんな意味があるのかという疑問から、つらつらと書き始めました。

すぐには答えが出ないので、何回か継続するかもしれませんし、それでも、答えは出ないかもしれませんが。

 

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概要

ワンちゃん達は、時々テレビの映像に興味を示すことがあります。

私が以前一緒に暮らしていた犬は、テレビ番組で、皆既日食の中継をした際に、大変な興味を示しました。単に、画面に大きな丸い影が映っていただけなのですが。

また、草原で他の犬が走っている映像を見たときにも、少しだけ興味を示し、吠えたりしました。

でも、長時間テレビを見てその内容に継続した興味を示すことはありませんでした。

犬は、果たしてどんな映像に興味を示し、何に興味をもってを見ているのでしょうか?

今回はDOGTVに着目して、その内容を考察してみます。

DOGTVは2013年から米国で放送が開始された、犬のためのCATVや衛星チャネルで放映が開始されたテレビ番組です。

科学的な根拠に基づいているということですが、そのコンテンツの内容、犬に対する効果、その評価はきちんとされているのでしょうか。

DOGTV

DOGTVは、犬が家の中で視聴することを想定した、“犬のための専門テレビチャンネル”です。留守番をしている犬のリラクゼーションやストレス緩和などを目的にしています。

米国で2013年に開始され、その後10カ国で放送されているので、それなりに評価されている状況です。

日本でも、「ひかりTV」において、2014年6月から放送されていましたが、2015年9月末日をもって、プレミアムチャンネルとしてのDOGTVの放送は終了しました。DOGTVのコンテンツについては、オンデマンドのビデオ(VOD)にて提供されています。

日本ではそれほど見られていないということでしょうか。

まず、DOGTVにおける、犬のための映像内容に関して、今一度、きちんと確認してみたいと思います。

 

映像の開発責任者が語るDOGTVの特徴

開発責任者のタフツ大学のドッドマン教授が、DOGTV.COM のサイトにおいて、DOGTVのコンテンツの狙い、使い方の基本、コンテンツの特徴を、ビデオで説明しています。

  • デジタル映像の効果

説明によると、まず液晶テレビなどの効果で、犬もテレビの映像を問題なく見ることができるようになったということです。アナログ時代のテレビに興味を示さなかった犬も、デジタル時代の今は興味を示すようになった点が大きいらしい。

つまりそもそも犬がテレビを見るための条件がデジタル化によって実現した。現在の液晶テレビ、またはコンピュータ、iPadなどのディスプレイであれば、映像を表示するリフレッシュレートが100ヘルツを超えるので、もともと犬はフリッカーに敏感ですが、安定した映像を認識することができるようです。

  • 映像を、最初に犬に見せるときの導入過程

犬にDOGTVを最初に見せるときの導入方法ですが、最初は、ワンちゃんと一緒に、リラックスして映像を一緒に見て、2、3分を経過してから、立ち去るようにしてください。飼い主と一緒に落ち着いた気持ちで見始めるということで、犬にとってより受け入れやすくなるようです。

  • 犬の視聴覚の特性、認識のために、色、サウンドに関しては特殊な調整をしている

犬の色彩認識は人間と異なり、赤と緑はよく見えないので、それに合わせて色の調整を行っている。また、サウンドに関しても、犬の注意をひく刺激するもの、または逆にリラックスさせるものなど、意識して調整しているらしい。

犬がリアルな環境の中で受け取るのと近い視覚、聴覚の刺激を与えようとしているようです。

  • どんな効果を期待すべきか

人間が映像コンテンツを見るように、椅子に座ったりしてじっと見ているようなことを期待しないでください。犬たちは、ある時はアクティブに反応して興味を持って2、3分見るときもあるし、興味を失う時もあるし、リラックスして眠ってしまう時もある。もともとそのように設計されているということです。

  • 映像コンテンツの構成

3種類のセグメントで構成されている。1つのセグメントは3分から6分程度の時間で構成さている。

(1) 刺激のセグメント(stimulation)

 犬の本能的なリアクションが刺激されるような、動きのある映像で構成される。動くもの、ボールを蹴ったり、そういう刺激のある映像とサウンドで構成されるということ。

(2) リラックスのセグメント(relaxatin)

 静かで動きの少ない落ち着いた映像と、ピアノのような落ち着いた音楽などで構成される。リラックスさせて、時には眠りに落ちるような映像となる。

(3) 実社会や周囲の存在との様々な遭遇を想定した順応(またはしつけ)のセグメント(exposure)

 実際の家の中の生活で起こる騒音や、出来事、市街地での騒音、目にするものを含めた現実の状況を映像で見せて、慣れさせて、うまく対処できるようにしたり、犬が何かの行動をすると褒められている状況も見せて、飼い主が喜ぶ行動を認識させるということです。

さて実際にDOGTVのセグメントのサンプル映像を見てみましょう。

DOGTVの映像サンプル

DOGTV の活動を刺激するサンプル映像 (Stimulatin)

DOGTVのリラックスを目的としたサンプル映像(Relaxation)

DOGTVの社会への順応を目的としたサンプル映像 (Exposure)

元気シニアが感じたこと。

実際に、サンプルの映像を見て、自分なりに分かったことが、何点かあります。

  • 映像コンテンツは、犬にどういう効果を与えたいのかを考え、よく設計されていると思います。

Stimulationに関しては、個人的感想として、これによって、犬の本能的な部分が活性化され、満たされる可能性はあると想像します。

Relaxationに関しては、実際、映像コンテンツに入っている対象物は自然の風景の他には、生物は犬であり、同種の生き物が落ちついている状況を見せることで、リラックスさせることができるのかな、と思います。

Exposureに関しての効果は、正直わかりません。もしかすると研究結果などが発表されているかもしれません。

全体に、映像の作りとして気がついたことは、映像はローアングルで、犬の視点(床や地面に近い高さ)の映像が多いです。やはり犬に合わせているので、その効果は大きいかなと思います。

またサウンドに関しても犬用の設計になっています。犬の聴覚は、よく知られているように、2万ヘルツ以上の高周波を聞き分けるので、それに対応して確かに、全体的に、人間用のコンテンツに比べてかなり高い周波数が含まれているようです。

  • 実際に効果があるのかどうかは、かなり犬の個性と飼い主との関係、住む環境に依存すると思われます。

色々レビューを調べてみました。

DOGTVチャネルのコンテンツのレビューを見ると、実際に自分の犬はよくDOGTV映像を見ていると評価する人が、ある一定の割合は、いるようです。

その内容を見てみると、飼い主が1日8時間とか外で働いて、犬が家で留守番をするような環境の場合に、大変に役に立っているという評価をする場合が多く見られます。

(もちろん、あくまでも飼い主の主観になりますが)

その一方で、冷静なネガティブな評価もあります。

実際に、DOGTVの推奨する方法で、犬と一緒に映像を見る時間を作って、映像を犬に見せても、すぐ遊び始めるか、あるいは寝てしまう、ほとんど興味を示さない犬もいることも報告されています。

DOGTV側も、100パーセントの犬が、期待通りの興味を示すとは考えていないと思いますが。

まとめ

DOGTVの犬を対象とした映像コンテンツは、ある程度は受け入れられているようです。

DOGTVのユーザ数は公開されていないのでわかりませんが、2013年以降他の国でも放送され始めたことと、実際のレビューを見ると、ある一定の割合で、愛犬家の賛同は得ているようなので、うまく受け入れるケースがあることは否定できないでしょう。

ただし、犬が、映像を人間と同じように、楽しんで見ているかというと、そこは違うと思います。

飼い主が仕事で家にいない時に、犬はほとんど家で寝て過ごすか、家の外の様々な物音などに耳を立てつつ、時々吠えたりして過ごしているのでしょうが、その時間経過の中に入って、DOGTVは一時の刺激を加え気分転換させたり、またはリラックスの時間を与えているということではないのかと思います。

個々の犬に、どの程度DOGTVが効果的に働くかについては、犬の性格や、飼い主との関係、その家の環境などによって、様々な場合がありうると思われます。

確信を持って言えるのは、犬にとって最良の関係は、飼い主と一緒に遊んだりリラックスして時間を過ごすことです。

一緒に遊べない状況が長く続く時に、”DOGTVで時間を潰すことができる場合がある”ということではないでしょうか。

DOGTVがあるから、犬を一人にして置いても良いということには、絶対にならないと思います。

愛犬家の皆さん、出来る限り愛犬と一緒にいて、触れ合い、目を見つめ合ってください。

この記事の、最初の動機に戻ります。

どうしてもそばにいられない時に、映像を用いて、なんとか犬とコミュニケーションをしたいと思って、犬にとって映像はどんな意味があるのか、という疑問を抱きました。

その答えはまだ、一部分しかありません。

今後の研究に期待します。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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