So-netのセキュリティ対策は大丈夫?
2016/11/10
ヤマト運輸を名乗るメールの添付ファイルを、妻が勢いよくクリックしたですが、so-netは大丈夫?
概要
妻のパソコンで、ヤマト運輸を名乗るお知らせメール、つまりウィルスメールの添付ファイルをクリックした事件がありました。
たまたま、私が在宅していた時に、ウィルスメールの添付ファイルをクリックしたので、すぐに対応できて問題なかったのですが、出張中だったりすると、困っていたかもしれません。
そのことで、セキュリティを強化しようということになり、我が家のインターネットプロバイダーである、so-netさんのセキュリティサービスを調べることにしました。
参考まにでまとめておきます。
So-netのセキュリティ対策
調べてみると、さすがにso-netは歴史あるプロバイダーで、1996年からプロバイダー事業を行っていて、対策はいろいろ用意されています。
そういえば、以前に、電子メールソフト、PostPet(ポストペット)が有名になりましたね。私も、家族も使ったことがあります。
初心者や、あまり詳しくないインターネットユーザのために、So-net安心サポートから、ログイン履歴の参照や、ウィルスソフトの提供、など様々なセキュリティの提供をしているようです。選択肢も幾つかあります。
安心サポート
So-net安心サポートは、パソコンやインターネット、その他周辺機器の使い方など、疑問や不安を解決する有償のサービスです。
専用電話番号へ連絡し、専門の担当者がリモートでサポートします。パソコンの遠隔操作も可能なので、安心です。
妻の場合は、そこまで必要無いかもしれませんが、将来は役に立つ可能性があります。
料金は、月額300円が基本料金ですから、年間で3600円、何かあった時には、相談の件数1件につき、1200円がかかります。
保険と考えれば、高くはないと思いますが、我が家は当面不必要です。
さらに、心配な方へ、So-net 訪問サポートというものもあります。
訪問サポートの料金は当然必要ですが、専門のスタッフが訪問して、すべてのトラブルに対応します。セキュリティだけではなくパソコンの使い方から、ソフトの基本操作、インターネットの接続方法まで、なんでもサポートします。
ウイルス感染のような緊急な場合にも、緊急対応、時間外対応もしていますよ。
時間外対応料金が発生します(5,000円から12,000円くらい)。
So-netの推しているウィルスチェック/駆除ソフト
So-netでは、ウィルス対策の専門ソフトウェアとして、カスペルスキーを一推ししているようです。
So-netでは、マカフィー マルチ デバイス セキュリティについても、サービスとして扱っています。金額はカスペルスキーと同様に月額500円程度です。、
「カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ」は、Windows、Mac、そしてAndroidの3つのOSに対応し、自由な組み合わせで最大5台までの機器にインストールできるセキュリティのパッケージです。
カスペルスキーはウイルス・ハッキング・フィッシングなどの脅威に対して、総合的な防御能力は非常に高いことで定評があり、私も一番のおすすめです。
もちろん、アップデートモジュールやウイルス定義ファイル(ウイルスの特徴が記録されているファイル)は自動的に最新の状態に更新されます。
So-netoで申し込むと、月額500円の利用料金で継続的に利用できます。時々ソフトを変えたいというのでなければ、毎年の契約更新が必要なパッケージ版よりは便利かと思います。
なお、現在(2016年6月1日~2016年9月30日まで)新規で申し込むと月額500円の利用料が3ヶ月無料というキャンペーが行われているようです。
このようなキャンペーンは、いつも何かしら行われているので、So-netやカスペルスキーの公式サイトをチェックして、お得に加入してください。
新規に光インターネットを考えている人へ
-> So-netが提供する超高速インターネットNuro光では、実はカスペルスキーが無料でサービスされています。
詳しくはこちら → Nuro光 公式ページ 今ならお得なキャッシュバック&割引キャンペーン!
ユーザIDやパスワードが大丈夫かチェック
いつの間にか、気がつかないうちに、IDやパスワードが盗まれていることがあります。
プロバイダーに接続するための、自分のIDやパスワードが盗まれて悪用されていないかどうか、確認する手段として、So-netがログイン履歴確認手段を用意しています。
自分のユーザーIDで、So-netのWebページにログインした履歴(90日以内最大100件)を確認するものです。
ぜひ、使っているパソコンやスマートフォンなどの端末情報を登録するようにして、時々チェックしてください。
それにより、不正なアクセスがあるか、チェックが分かりやすくなります。
登録されていない端末からのログイン履歴は、黄色で網掛されて表示されます。
項目 | 説明 |
ログイン日時 (JST) |
So-net Webにログイン認証を実施した日時。日本標準時(JST)で表示。 |
端末登録名 | 端末を登録している場合のみ、登録した端末名が表示。 |
端末情報 | ログインした端末の種別(スマートフォン、タブレット、携帯、パソコン他) |
サービス | ログインしたサービス名(メールなど) |
国、地域 | ログインした時の国と地域名 |
ホスト名 | ログインしたネットワーク上のコンピューターを特定できるホスト名 ホスト名に so-net 以外が表示されている場合の例
|
アクセス元IPアドレス | ログイン機器の「IPアドレス」(グローバルIPアドレス)を表示 |
認証形式 | 「通常ログイン」または「パスワード再確認」 ユーザーID、ユーザーIDパスワードを入力して通常にログインした場合「通常ログイン」「パスワード再確認」は、ログインしたあと、一定の時間が経過しパスワードの再入力を求められた場合 |
ログイン履歴確認の項目(So-netサイトから抜粋)
もし身に覚えのないログイン履歴を見つけたら、どうするか。
ログイン履歴参照ページで身に覚えのないログイン履歴を見つけたら、まずSo-netのマイページから、各種パスワード (ユーザーIDパスワード、メールアドレスパスワード) を変更してください。
もちろん、メールアドレスパスワードを変更したら、メールソフトの設定変更も必要。
各種サービスの利用状況を確認する
So-netのマイページで確認する必要があります。
マイページにログインし、「サービスご利用状況」の「接続サービス・高速モバイルオプションご利用状況」、「オプションサービス・コンテンツサービスご利用状況」をチェックしてください。
身に覚えのないサービスの利用がされていないか確認してください。
申し込んだ覚えのないサービスの利用を見つけたら
マイページで、申し込んだ覚えのないサービスの利用を見つけたら、すぐにSo-net まで問い合わせするようにしてください。
- サービス利用状況の一覧に申し込んだ覚えのないサービス名が表示されている
- 利用料金の明細に身に覚えのないサービスの料金が表示されている
迷惑メール対策
So-netでは無料で、迷惑メール振り分け機能を利用できます。
迷惑メール判定の基準
So-netでは、受信したメールが持つ様々な特徴を分析し、迷惑メールとしての特徴を「迷惑メール判定度」として、「最高」「高」「中」「低」の4段階で数値化しています。
初期設定では「最高」になっています。
「最高」を選択すると、迷惑メールの特徴が大きいメールのみを選定し、「低」を選択すると特徴が少ないメールでも迷惑メールと判定します。
何れにしても、迷惑メールが通常メールと判定されることもあり、迷惑メールでなくても迷惑メールと判定されることがあります。大量の配信をしているメールマガジンは迷惑メールと判定されることがあります。
この問題に対処するために、フレンドリストとブラックリストを使うことができます。
フレンドリスト/ブラックリスト
パスリストに、迷惑メールと判定されたくないメールの条件を設定できます。仕事関係や、友達のメールアドレスを設定すれば、それらのメールは迷惑メールと判定されることはなくなります。
ブラックリストには、逆に、迷惑メールと判定したいメールの条件を設定することができます。たとえな、よく来る迷惑メールの件名などの特徴を入れることができます。
迷惑メールが見つかった時のアクション
So-netが迷惑メールと判定したメールの処理は、1) 「目印をつけて迷惑メールフォルダへメールを移す」または 2) 「目印をつける」の2パターンから選択するようになっています。
私のお薦めは、2) 「目印をつける」です。
最初の処理パターン 1) では、迷惑メールは、So-net内部で迷惑メールホルダーに分類されて、そのホルダーはSo-net Web Mailでしか確認ができません。
自分のパソコンには迷惑メールと判定されていないメールしか転送されません。
普段からWebメールを使ってメールを見ている人はいいのですが。
大抵は、パソコンのメールソフトでメールを送受信していると思いますので、その場合は、迷惑メールの確認のためにWeb Mailを使うのは、面倒くさいです。
2番目を選んだ場合は、[meiwaku]というヘッダーをつけて送られてくるので、自分のパソコンのメールソフトで、自分の都合で振り分けできるので、安心です。
まとめ
So-netのセキュリティは、必要十分に準備されていることがわかりました。
アンチウィルスについては、年間で数千円程度で、端末が5台まで保護されるので、私は納得できる出費かと思っています。
安心パックまで入れるかどうかは、パソコンの知識、インターネットの知識に応じて、どのセキュリティレベルのサービスを入れるか判断することになるでしょう。
何れにしても、ウィルスチェック/駆除ソフトの導入は、必ずするべきオプションと考えます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
元気シニア
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