E-tax | 申告後に書類提出 | 税務署はとても親切
2017/11/27
今年も、E-Taxで確定申告を無事に終わらせ、
還付金も戻ってきました。
ところが、その後6月くらいになって、
領収書など必要書類を提出するように
税務署から連絡がきました。
えー!
何か、まずいことが発覚したのか、
いや正直に出しているので、
そんなことはないはずなんだが?
はじめに
E-Taxでの確定申告は、今まで3回ほどやりました。
特に医療費控除などを受ける際には、
たくさんの領収書の束を提出することなく、
医療費の集計表をアップロードするだけなので
いつも助かっています。
今まで、E-tax提出後に、何らかの連絡が
来るようなことはありませんでした。
ところが、
今年は、6月の初め頃になって、
領収書など必要書類を提出するように
税務署から連絡がきました。
何か疑われているのかな?
と思いつつも、書類を提出しました。
結果、わかったのですが、特に
疑っているわけではなく、
サンプルとして、抜き出して
チェックをしているようです。
さらに、わかったのは、税務署はとても
親切でしたので、何が起こったかを
紹介します。
提出の内容とは
税務署からの連絡の内容は、
E-Taxでは免除となっていた書類を
紙で提出するようにということでした。
すなわち、源泉徴収票、生命保険、社会保険の証書、
医療費控除をしている場合は、医療費の領収書全てなど。
相当の量になりますが、これを郵送で送ります。
送付用の封筒は税務署からの連絡に同封されています。
税務署の対応
必要書類を送付して数日経過した時に、
最寄りの税務署の職員から電話が。
対応は優しく親切な説明でしたが、
提出した内容に関して、2つの指摘を
受けました。
(1)医療費控除の交通費について
遠隔地(北海道)に住む義理の母親が
昨年は入院などを繰り返していたので、
その医療費を、自分の医療に加えて、
請求しました。
母親には、年金収入しかないので、税法上の
扶養家族として、合算して請求しました。
そのことは問題なかったのです。
問題は、交通費でした。
母親の入院、通院に付き添わなくてはならないので、
そのための交通費を請求したのですが、
そこが認められないということ。
まず、母親の自宅から病院まではOKだが、
私の自宅から、母親の自宅までの
交通費(これは遠隔なので、飛行機代も含む)は
認められないということです。
これは確かに、よく考えると常識的にそうなので、
仕方ないかなと思いました。
自分としては、とても費用がかかったので、
なんとか控除できないかと思ったわけですが、、、。
さらに、母親の自宅から病院までの交通費は
OKの筈ですが、レンタカーを使ったので、
これも認められないということでした。
タクシーならOKということですが、交通費を
安くしようとしてレンタカーにしたのに。。。
(2)ネット証券からの実績報告書の添付
少しばかりの株をネット証券で保有していますが、
実績報告書がなく、替わりにWeb上のデータを
プリントして送りました。
税務署の担当の方は、該当するネット証券のサービスを
調べてくれて、来年度からは、実績報告書を送ってもらえるように
する方法を教えてくれました。
さらに、E-Taxの申請時に、配当控除のチェックを
入れ忘れていたことを指摘してくれました。
最終的な対応
税務署の担当の方から、以上のような電話での
説明を受けた後に、これで納得するのであれば、
税務署の方でこれらの指摘に基づく修正を
”所得税の更正の請求書”
として作成して家に郵送するので、
確認して返送してくださいということでした。
数日で「更正の申請書」という書類が届きました。
内容を見ると、医療費控除の申告額が、
交通費の一部、4万円ほど減額されてました。
また、配当控除が申請されていなかったのが、
54,000円申請されていました。
トータルを見ると、さらに税金の還付額が増加して、
3418円、追加で税金が還付されることになりました。
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まとめ
E-Taxで所得税の申告をした結果、
税務署から、更正の請求を指導されましたが、
親切な対応で、正しく処理出来ました。
配当控除を、チェックし忘れていたことを
指摘してもらい、税金の還付が増えました。
気がついたことがあります。
わずかな額の配当控除でも、
しっかり還付される税金があることです。
(元気シニアの感想)
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