シニアで大型犬を飼えるか/60代で大型犬を飼う心構えと準備
2016/10/06
大型犬好きのシニアにメッセージです。飼うことをあきらめないで、健康寿命にチャレンジを!
はじめに
私、元気シニアは、十数年の間、大型犬を飼ってきました。
飼っていた大型犬は、ゴールデンリトリバーとフラットコーテッドリトリバーです。
65歳を過ぎた今、2頭ともになくなってしまい、ここ1年3ヶ月くらい、次の犬を飼うべきか、飼うとなると何を飼うべきか、大型犬は飼えるだろうか、悩んできました。
65歳以上で大型犬を飼えるかという問いに対して、自分が悩んだ体験、周囲のシニアの犬好きの知人たちの体験も踏まえ、大型犬をこよなく愛するシニアとして、かなり前向きに考えてみましたので、ご覧下さい。
どんな人が、どんな準備をすれば、大型犬を飼えるのか。
飼わないほうが良い人は、どんな人か。
前向きに行こう
この記事を読む人は、きっと犬が好きで、特に大型犬が好きで、飼いたいと思っているけれど、シニアになって、年齢的なことを気にして迷っている人だろうと思います。
私も、正直、悩みましたし、今でも悩んでいます。
年齢と体力の心配を考えれば、大型犬が好きでも、年取ってから飼うのはやめなさいという結論になってしまいます。
最後まで飼い切れるのか、責任感の問題もあります。
体力を考えて、もっと小さな犬を飼うという選択肢もあります。
そもそも、60歳以上の人には、保護されたペットの譲渡会においても、ペットショップでも、シニアには子犬を譲渡しないこともあるということです。
それは高齢者には、散歩もままならないし、飼い主の寿命が早く来た場合に、そのあと誰が引き取るのか、ということを心配するからでしょうが。
(コメント)
このような、単純に年齢のみで、切る考えは私は反対です。きちんと犬を飼える人を選んで、犬を託すべきであって、年齢で単純に切るのは納得できないし、もし年齢で問題があるのであれば、飼い主が先に亡くなった時のための、アフターケアーのサポートを確認して、あるいはその体制を推奨してあげればいいのではないかと思います。
<追加>最近の記事で シニアとペットを結ぶ新たな動き について書きました。
でも一度しかない人生、しかもある程度のことはやってきてしまった今になって、問題がありそうなことを避けて、大過なく長く静かに過ごすことがいいのか、それともチャレンジして、犬と触れ合って互いに幸せに暮らす生活を志向してはいけないでしょうか?
これはわがままでしょうか?
きちんとした準備をしていれば、小型犬にしろ、大型犬にしろ、耐える体力を備えれば、シニアの大型犬ライフも可能であるという前提に立つとすれば、その条件はどうなるのでしょうか。
体力(健康寿命)
大型犬の場合は、散歩にしろ、普段の訓練にしろ、引く力も強く、筋力と骨の力が必要です。
一方、これは健康寿命を長くする絶好の条件でもあります。
骨を強くする食事と運動をすることが、体力に関する条件です。
今は犬がいないですが、毎日30分の、スロージョギングと、骨を強くする体操、そして骨を強くする食事を続けています。
コレステロールや中性脂肪は、一時期の半分に減りました。
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大型犬を飼えるという体力認定があったら、真っ先にそれを受けたいです。
本当にそう思います。
自分の体力や寿命への保険
近所の犬を飼っている人は、みんな知り合いですが、その中に70歳くらいの方で、ジャーマンシェパードドッグを連れている人がいました。
45キロ以上の体重がありますが、しっかり訓練をして、飼い主が力を入れなくても言う事を聞くように躾けていました。
それでも、限界はあるので、飼い主としての犬に対する義務を果たせなくなった時のための保険は必要です。
男性の平均寿命を考えると、また大型犬の運動量を考えると、シニアの私がこれから大型犬を飼い始めたとして、いつまで責任を持って飼い続けられるのか、正直心配ではあります。
そんな時に、たまたま見ていたTV番組で、同じような悩みを持つ人のためのサービスやビジネスがあることを知りました。
飼えなくなったペットを預かって、責任を持って見てくれる組織の話が紹介されていました。
本当にその家や関係者で飼えないかを厳重に審査するらしいですが、飼えないとなると預かって、里親を探してくれるそうです。
里親が見つかるのは70%くらいというので、高い確率です。
猫の場合は、最近猫カフェとか、猫付きのマンションが有名ですね。
そういうところで可愛がってもらう場合もあるようです。でも、私の場合は大型犬なのでかなり環境を選ぶことになり、里親に引き取られる確率が低くなる気がします。大型犬でも、でもきっと飼いたい人はいるはずと、信じてもいいかもしれない。
このような善意にすがる方法に加えて、もうひとつ新しい試みが紹介されていました。
それは、、、、ペット信託という信託制度です。
信頼できる民間の団体、会社などにお金を預けて、そのお金ペットに幸せな生活を送らせてあげようというシニア気持ちに応える仕組みのようです。
残せるお金のある人には、ひとつの選択肢かもしれませんが、私”元気シニア”としては、微妙ですね。
でも事情によってはこのような制度が役に立つ人がいるであろうということは理解できます。
周囲のバックアップ体制
現実として動く、コミュニティを作ろうと思います。
もしも飼い主の体調が悪くなったり、食べ物をあげたり、散歩に行けないなどの状態になった時に、近くに、お子さんとか親戚、または近所のお友達の方が助けてくれるコミュニティを作れますか?
私の、裏の庭を隔てた家のおばあさんは、80歳後半ですが、10歳くらいの犬ジョンくん(マルチーズ)を飼っています。
毎朝、ゆっくりですが、散歩をしています。それが生きがいでしゃんとしていられる、といつも言っています。
先日ジョンくんが調子が悪くなって、急なことで、1時間程度の距離の都内に住む娘さんに来てもらえず、私の車で、獣医さんに連れて行きました。
少し離れたところに暮らす自分の家族、加えて、近くの犬好きの他人を合わせたコミュニティを作れたらいいと思います。
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大型犬を飼うためには
- ご自分の体力を万全にして、健康維持を行なうための準備をする
- もし飼えなくなった時の、保険としての、家族や、コミュニティのバックアップ体制を準備する
- 子犬からでしか、犬を飼いたくないとしたら、その考え方を変えてみる
3番目の項目は、65歳を超える高齢のシニアに対して、高齢の犬を譲渡したり、一時的に飼うようなボランティアを募集する動物愛護団体があるので、そのようなチャンスを使って、シニアの大型犬と過ごす生活を楽しむ可能性も、ぜひ除外しないでほしいと考えて入れました。
でも大型犬と共にいる生活が欲しい、、、
まとめ
私は大型の犬が持つ存在感、触れ合うことで得られる”癒し”が欲しいのです。小さな犬にはまったく興味が湧きません。
わがままかもしれませんが。
とりあえず、私は大型犬にも対応できる体力、すなわち脚力、体幹を鍛えていきます。
最後に:今回の内容は、あくまでもブログを書いている私、個人の感想に基づくものです。
大型犬を飼うという判断をされる際には、よく周囲の方とも相談の上、最後はご自分の責任でお決めください。
元気シニア
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