シニアとペットの新たな仕組み | シニアも犬を飼う方法
2017/04/05
ペットが欲しいけど最後まで飼えるのか不安というシニアに、ペットと共に生きるチャンスを準備する試みが広がっているそうです。
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はじめに
シニアの一人暮らし、あるいは夫婦で暮らす
シニア世帯でも、ペットを飼いたい要望があります。
本ブログの管理人、元気シニアも、実際
そのような願望と悩みを持っているシニアの
一人であります。
私と同じように、ペットが欲しいと思いながら、
諦めている多くのシニアに、そのチャンスを
与えることはできないのか、と思っています。
一方、高齢になってからペットを飼い始め、
飼いきれずに、途中で問題を起こす例もあります。
そうならないためには、どうすればいいのか、
この記事では、そのようなシニアの悩みに
対応できる新たな動きを中心に紹介します。
シニアとペットの橋渡しの新たな動きとは
最も大きな動きは、ペットを飼いたいシニアと
シニアに飼ってもらうのが適しているペットたちを
結ぶような仕組みが、整いつつあるということです。
以下は横浜市の例ですが、全国で同じような
動きがあると思われます。
動物愛護団体の取り組み
シニアのペット飼育に関しては、高齢のために
飼育できなくなったことによる犬猫の持ち込みや
中型犬、大型犬を制御できなくなったことによる
事故などを問題としている自治体もあります。
全国的には、高齢者にはペットを譲渡しない
動物愛護団体も少なくないです。
神奈川県動物愛護協会のホームページによると、
譲渡の条件に関して、以下のような注意書きがあります。
1歳未満の動物の譲渡は、飼育管理責任を負うご夫婦両名が満55歳までとさせていただきます。※但し、動物の年齢及び保証人の有無により譲渡できる動物を選定させていただきますのでご相談ください。
60歳を超えるシニアには、子犬は譲渡しない
という方針は珍しくないです。
そのような状況の中で、横浜市の動物愛護団体では
ペットを飼いたい、またある程度の条件であれば
飼えるシニアに対して、飼うための条件を評価して
その人に合った適切な犬を紹介、譲渡する試みを
行っています。
例えば、ある愛護団体では、犬を譲りうけるシニアの
人柄や、ペット飼育に対する考え方、環境を見極め、
同時に、周囲に緊急時に対応できる家族や知人が
いるのか、などを勘案して譲渡しています。
有料老人ホームに住む70代の夫婦にも、
譲渡を決めることがあるそうです。
時間的に、経済的に余裕のあるシニアの方が
ペットの譲渡先として適していることもあります。
シニアがペットを飼うことを単に年齢だけで判断しない
とても良い試みと思います。
別の愛護団体(ニュータウン動物愛護会)では、犬猫の
平均寿命とシニアの年齢を考えた譲渡を行っています。
例えば、子犬は60歳位以下の人にしか譲渡しないが、
65歳の方には、5歳以上のペットを
譲渡するようにして、飼育している期間に
高齢化による問題が起きにくいように
配慮しています。
一方、日本動物福祉協会では、新しい飼い主が
見つからない保護犬、保護猫を、一時預かりとして
高齢者に預かってもらう仕組みを進めています。
保護施設にいるよりも、ペットを飼える高齢者に
飼ってもらう方が、双方にとって幸せな場合は
多くあります。
シニアでも、飼われるペットが高齢であれば、
世話をすることがそれほど大変ではない場合も
あり、シニアの方は高齢の犬の面倒も見た経験も
豊富なので、むしろいい関係になる場合もあります。
バックアップ体制を考えた上で、シニアに、
高齢のペットの世話や、その一時預かりを
ボランティアとしてお願いするという、
新たな橋渡しの仕組みが広がっていけば
素晴らしいことであると考えます。
まとめ
私、元気シニアも、昨年なくした犬との
思いを断ち切って、いよいよ新たな犬を
飼うことを決心しているのですが、
保護犬の一時預かりボランティアも
いいかなと、今、考えて、揺れております。
近くの保護団体を探してみようと思っています。
経験のあるシニアは、ペットを本当に愛して
一緒に暮らすことができます。
保護されて飼い主のないペットたちと、
ペットを飼いたいシニアをうまく
マッチングさせれば、素晴らしいと思います。
犬たちも、猫たちも、待っています。
関連記事 シニアで大型犬を飼えるか/60代で大型犬を飼う心構えと準備
なお、私にはまだ早いですが、
有料老人ホームでもペット可能なところが
増えているようです。
http://www.minnanokaigo.com/search/pet/
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
元気シニア
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