サンディエゴへのフライト | ANAの場合 | LA乗り継ぎ最新体験記 | マイルでアップグレード | 東京からSan Diego
2018/05/29
日本からサンディエゴに久しぶりに訪問。
2018年5月の時点での最新の
サンディエゴへのフライトの状況と
体験をまとめてみました。
この時期、サンディエゴは、昼は20度くらい
ですが、朝晩は10度程度になります。
初夏でも涼しい気候で、爽やかな気持ちのいい
サンディエゴ滞在を楽しみました。
はじめに
サンディエゴに何度も訪問した経験に基づき
関連記事に、サンディエゴへのフライトの
選択に関する情報をまとめました。
(関連記事:サンディエゴへのフライト選び方)
今回は、2018年5月に訪問した際の最新の
サンディエゴへのフライトの状況と
入国審査、乗り換え、保安検査などの
体験をまとめてみました。
元気シニアはANAのマイルを貯めているので
ANAとユナイテッド航空(UA)の組み合わせで
ロサンゼルス経由でのフライトを体験しました。
フライトの選択肢と絞り込み
日本から出発するサンディエゴ行きの
フライトを選ぶ主たる選択の要素は、
エアライン、
出発空港、
経由地(または直行便)などになります。
エアラインの選択は、マイルを効率的に貯める
ことを考えると、スターアライアンス、
ワンワールド、スカイチームの中から選択ですが、
日本からの出発であると、スカイチームでは
あまり便利なフライトがありません。
例えば、旅行日程 が
往路: 2018/05/13(日)
復路: 2018/05/16(水)
の場合で調べてみます。
なんとラスベガス経由もある
実は最安値で空席がある便を調べると
スカイチームのデルタ航空で羽田発です。
オンラインの価格で税込で約12万円でした。
ところがよく見るとこれは、羽田発ですが、
経由地が、ロサンゼルス、ラスベガスと、
サンディエゴ国際空港の前に2箇所も
経由します。
(今回はDeNAトラベルで調べました)
デルタ航空を選ぶことで、ラスベガス経由となり
乗り換えが2回もあるとても疲れるフライトで
普通、さすがにこれはお薦めできません。
マイルを貯めるためとか、ついでにラスベガスで
遊ぶなどの元気な若者であれば別ですが。
シニアにはとても無理なフライトです。
私のようなシニアにとって現実的な選択は、
スターアライアンス系か、ワンワールド系を
比較してどちらか選ぶことになります。
すなわち、ANA/UAかJAL/アメリカン航空か
という選択肢です。
とにかく早く到着したい人の選択基準1
飛行機移動の時間短縮を好む場合は
直行便でワンワールド系で決まりです。
JAL/アメリカン航空の直行便を選択します。
成田発サンディエゴ行きが毎日就航しています。
成田17時25分発、サンディエゴ11時25分着
往路は10時間のフライトとなります。
(復路は11時間35分かかります)
一ヶ月前のネット販売往復価格は税込で16万前後。
他の都市に何も用事がなければ、この直行便を
選択するのが、最も楽で、価格もそこそこで
お薦めとなります。
他の地域も楽しみたい人向けの選択基準2
サンフランシスコやロスに立ち寄って遊びたい
ということであれば、どちらかの空港を経由し、
行きか帰りで滞在することになります。
経由地の空港で降機し1日以上滞在することを
ストップオーバーと呼びます。
サンディエゴ往復の場合は、実際的な経由地は
サンフランシスコかロスアンゼルスになります。
経由地にこだわらない場合は、関連記事のように
ロスかサンフランシスコを様々な条件で選ぶことに
なります(サンディエゴへのフライト選び方)
最近はロスの入国審査が良くなったらしい
以前は、ロサンゼルスの入国審査が混雑したので、
冬の天候の悪さを除いてはサンフランシスコ経由が
どちらかというとお薦めで、個人的には好みでした。
しかし、ロサンゼルス国際空港の入国審査が
機械化され、パスポート、指紋も自分でスキャンし
入力する自動化が進み、比較的スムースに
入国審査できるようになりました。
今回は、サンフランシスコ経由を優先させずに
他の要因でフライト決めました。
元気シニアの選択基準:アップグレード
今回は、自分の年齢を考えてゆったりと、
ビジネスクラスで往復したいと考えました。
そのため、エコノミーのチケットを購入して、
マイルでアップグレードすることを狙いました。
ディスカウントのエコノミークラスの価格は
出発の曜日によりますが、東京-San Dieogoで
片道10万前後、安い日程であれば8万円台もあります。
すなわち往復で、16万から20万くらいです。
これに比べて、アップグレード可のチケットは
エコノミーでも高く、往復26万くらいになります。
アップグレードに関しては、日本からロスまでは、
片道25,000マイルでビジネスにアップグレード
できます。
少しもったいない気もしますが、マイルの有効期限が
あと数ヶ月で切れるマイルがかなりあったので、
こういう時に使っておく方が結局有効利用できます。
マイルの期限が迫ると結局スカイコインに変換して、
現金と同じように使うことになってしまい、
あまり面白くありません。
アップグレード可能なフライトで組み合わせる
予約はANAのWebサイトから直接行いました。
旅行会社に頼むと手数料を数千円とられるので、
自分でちょこちょこやった方がいいです。
予約検索画面で、アップグレード可能なチケットを
表示することができ、空席も確認できるので、
難しいことはありません。
結局、5月13日出発、5月16日サンディエゴ出発で
予約しました。
13日は自宅周辺で日中に用事があったので
深夜に出発の羽田発のフライトを選びました。
ロス経由でサンディエゴ行きのアップグレード可能な
エコノミーチケットを購入し、ロサンゼルスまで
ビジネスクラスに事前アップグレードしました。
16日の帰着便は、幾つかの候補がありましたが、
アップグレードの空席がある成田着のフライトを
選択し、とりあえずエコノミークラスで予約。
予約のフライトの内容は下図にコピーを示します。
最終的には、帰路のロスから成田への便も、
アップグレードの空席が残っていたので、
帰りのフライトもアップグレードしました。
今回のSan Diego往復チケット、結局いくらだったか?
今回は、元気シニアのわがままで、アップグレード
しましたが、結局いくらかかったでしょうか。
アップグレード可エコノミー航空券=約26万
羽田ーロス間 ビジネスクラスアップグレード=25,000マイル
ロスー成田間 ビジネスクラスアップグレード=25,000マイル
今回のアップグレードの場合、
マイルはいくらの価値とみなせるのか?
ビジネスクラスのディスカウントチケットを
購入すると約40万円くらいなので、それと
比較すると50,000マイルは約14万円に相当します。
すなわち、1マイル=2.8円となり、これはマイルの
使い方としては決して賢くないです。
なぜなら5万マイルあれば、エコノミーで
東京ーロスの往復特典航空券が。
San Diegoまでの往復であれば、
55,000マイルです。
その場合は、55,000マイルが金額で
約16万から20万円くらいに相当し、
税金等で3万円くらいの支出が必要なので、
実質は13万から17万くらいの価値です。
すなわち、1マイル=3.0円です。
さらに、東京とサンディエゴの間で
マイルを使ってビジネスクラスの特典
San Diegoまでの往復であれば、
を得るには90,000マイル必要です。
税金等を指し引くと、1マイル=4.1円と
なり、マイルの価値としては最もお得
なのですが、かなり前に予約しないと
ビジネスクラスの席の確保は難しいです。
今回のエコノミーからのアップグレードは、
マイルの効率は悪い1月前の予約で
席が確保できること、それに搭乗のマイルも
付与されるので、それなりに意味のある
マイルの使い方かもしれません。
結局出費は多いですが、思い立ったら行ける
という価値を評価すればOKという感じです。
特典で無料航空券を利用するのがマイルの
価値は高いですが、予約がなかなか難しいので
実際には使うチャンスは少ないですね。
特にビジネスクラスは予約が取れません。
実際のフライト、乗り換え、入国審査、税関など、体験記
羽田からの深夜便(NH106)
羽田からロサンゼルスまでは、
夜の10時55分発のNH106です。
基本は、寝るだけの深夜便となります。
夜は早めに羽田のラウンジに行き、夕食を
済ませておきました。
ANAのラウンジではカレーが人気があるようで、
多くの人が食べていました。
機内では、軽く寝酒として、ワインと
つまみくらいで、寝ることにしました。
ただし羽田からの出発が30分遅れたため、
ロサンゼルスでの乗り換え時間の余裕がなくなり
少し心配でしたがとりあえずワインを飲んで就寝。
ロサンゼルスでの乗り換え
ロサンゼルス到着は、やはり30分遅れで、
少し時間的に急ぐ必要がありました。
乗り換えの時間がきつい人には、地上係員が
EXPRESSカードを渡すので、入国審査では
優先的に進めるというアナウンスがありました。
EXPRESSカードをもらいましたが入国管理の
エリアに行くと、優先レーンは無く、
アメリカ国籍でない人は一列で並んでいます。
混んでいない状況なので、優先レーンがない
ということであったらしいのですが、特に
説明もなくよくわからずに、並びました。
端末でパスポートのスキャン、簡単な情報を入れて、
4本の指の指紋をスキャンさせます。
そのあと、用紙がプリントされるので、それを持って
有人のカウンターに並びます。
係員は書類をチェックし、ビジネスか観光かという
質問をして、事務的に処理が進みます。
トータルで数分で入国審査を通過することができました。
結局、EXPRESSカードを使うことも無く、
荷物の受け取りエリアに入るとすでに荷物が出て
回転台で廻っていました。
税関の通過で”お酒”をどう申告するか
さてあとは税関を通過して、ピックアップした手荷物を
再度、San Diego行きのフライト向けにチェックイン
する段階です。
あらかじめ、機内で税関申告書に記入しますが、
今回は日本酒の720mmをお土産で3本
トランクに入れています。
米国の入国時には1Lを超える酒類には関税が
かかりますが、実際に今までは少量(1本)だけで、
お金を支払うことはありませんでした。
税関で色々聞かれても、結局本数を細かく
問い質されたことはありません。
税関申告書にはお土産品の金額を書く
欄が裏面にありますが、特に細かい内容を
書く様式にはなっていません。
3本と書いて、万が一、トランクを開けて
調べられると乗り継ぎ時間が危ないので、
申告書には必要十分な情報のみ、
Japanese Rice Wine と書いて、
購入した金額を記入しました。
何か質問されたら、正直に答えて、あとは
税関の職員の判断にまかせようと思いました。
なお、実際に、課税額がどうなのかを調べましたが、
1Lのワイン類(日本酒はこの分類)に対して
関税は31セントくらいなので、小銭程度です。
お金の収受を誰もやりたくはない金額です。
今回の税関の係員は、案の定、ちらっと見て、
特に何も聞くこともなく、税関を通過しました。
国際線ターミナルからターミナル7へ
税関の後、そのままConnectionと表示のある
方向へ進むと、UAの荷物カウンターがあるので、
スーツケースを、係員に渡します。
その後、国際線ターミナルから、San Diego行きの
NH7266(UA1568)のターミナル7へと移動します。
この移動はいつもバスか、歩くか悩むのです。
歩くには少し遠いのですが、ターミナル間を結ぶ
Airline Connectionのバスがなかなか来ません。
今回は、それらしいバスに全部声をかけて、
ターミナル7に止まるバスに乗りましたが、
結局10分くらい待ちました。
国際線ターミナルを出て右に10分程度で
歩いてまっすぐなので、歩いたほうが確実です。
再度チェックインが必要(羽田でもらう搭乗券は使えない)
ターミナル7では、チケットを再発行するように言われ、
パスポートを読み込むタイプの機械で、再度チェックイン。
羽田でもらった搭乗券は使えませんでした。
時間があれば、ターミナル7のラウンジに
寄りますが、今回は時間がないのでパスして、
保安検査を経てゲートに向かうと、
すでに搭乗が開始されていました。
ギリギリセーフという結果です。
プロペラ機はなくなった
ロスからサンディエゴまでは、2年前までは
プロペラ機が飛んでいました。
今回わかったのは、すべてジェットになっていました。
ここのプロペラ機は好きだったのですが、残念。
以下がフライトスケジュールです。
サンディエゴへは予定通り到着
San Diegoの空港は改装されてかなり綺麗に
便利になっていました。
荷物を受け取った後、Terminal 2から
Uberを使ってホテルまで移動しました。
(この部分は別の関連記事にて説明予定)
San DiegoからLos Angels、日本へ(復路)
復路に関しては、別の関連記事にて体験談を
書きます。
まとめ
私元気シニアは今回は少し高めの航空券で、
シニアにも耐えられるゆったりした飛行機の
旅をさせてもらいました。
さらに元気のある人は、マイルをより効率的に使い、
いろいろチャレンジしてください。
帰路のフライトに関しては、別の記事で書く予定です。
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