旅行:シンガポール往復、乗り継ぎ格安航空券の比較(体験記)
2016/10/24
シンガポール往復、格安の非直行便フライトを複数の航空会社で体験、比較してみました
この記事では、非直行便とは、例えば日本からシンガポールを往復するのに、上海を経由して乗り継ぎで飛ぶフライトのことを意味します。
一般に、直行便に比べて格安で提供されますが、乗り継ぎの時間と手間がかかります。
この記事では、まず、香港経由と上海経由の体験を書きます。
日本ーシンガポール格安航空券
日本とシンガポールを往復する直行便は、日本航空/全日空/シンガポール航空など多くの会社が運行しています。
直行便の場合、片道の飛行時間は大体7時間くらいです。
一方、シンガポール非直行便は、どの空港で乗り継ぐのかによって、非常にたくさんあります。
海外航空券のチケットサイトで比較して、だいたいの相場で、独断で、安い順に並べてみると以下のようになります。
(安さの順序は、時期、日程によって変化するのですが、筆者の感覚で、だいたいの傾向を表していると考えてください)
ベトナム航空は往復で27,000円くらいの金額からあります。
航空会社 | 乗り継ぎ地点 | 所要時間(片道) |
ベトナム航空 | ホーチミンシティまたはハノイ | 約9時間 |
中国国際航空 | 北京 | 約11時間 |
中国東方航空 | 上海/浦東国際空港 | 約11時間〜12時間 |
チャイナ エアライン | 台北/桃園国際空港 | 約10時間45分 |
キャセイパシフィック航空 | 香港(ホンコン) | 約10時間前後 |
非直行便の選択を考慮すべき人
- とにかく安いチケットを買いたい人
- 乗り継ぎ時間など気にしない、むしろ乗り継ぎの空港や、都市で色々観光したり、買い物したりしたい人
- マイルを稼ぎたい人
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香港経由でシンガポール往復体験
2016年の1月中旬
相手先からチケットを支給されて、初めてキャセイパシフィック航空にて、香港経由のシンガポール往復フライトを体験しました。
直行便しか利用したことがなかったので、最初は乗り継ぎを考えて少し憂鬱でしたが、ビジネスクラスのチケットだったので、少し安心しました。
おそらく安いビジネスクラスを探して、その結果がキャセイパシフィックになったのではないかと思われます。
行きのフライト
Departs from: | Arrives: | Airline: |
Tokyo – Narita (NRT) 9:10am Sun Jan 17 |
Hong Kong – Hong Kong International Airport (HKG) 1:25pm Sun Jan 17 |
Cathay Pacific # 509 |
Flight Duration : 5h 15m | Connection Time: 1h 00m | ||
Hong Kong – Hong Kong International Airport (HKG) 2:25pm Sun Jan 17 |
Singapore – Changi (SIN) 6:20pm Sun Jan 17 |
Cathay Pacific # 735 |
Flight Duration : 3h 55m |
キャセイパシフィックは初めて登場したのですが、快適なフライトでした。
問題は、香港での乗り継ぎ時間が1時間しかないために、乗り継ぎは間に合わず、次のフライトに登場することになりました。
その遅延を除けば、香港での乗り継ぎに関して支障は全くなく、待ち時間に非常に綺麗なラウンジも利用できて、快適でした。
国際線乗り継ぎに関して、パスポートコントロールを通過する必要もなく、係員の誘導でスムースに移動できました。
帰りのフライト
Departs from: | Arrives: | Airline: |
Singapore – Changi (SIN) 8:15pm Sat Jan 23 |
Hong Kong – Hong Kong International Airport (HKG) 12:05am Sun Jan 24 |
Cathay Pacific # 636 |
Flight Duration : 3h 50m | Connection Time: 1h 00m | ||
Hong Kong – Hong Kong International Airport (HKG) 1:05am Sun Jan 24 |
Tokyo – Narita (NRT) 6:15am Sun Jan 24 |
Cathay Pacific # 524 |
Flight Duration : 4h 10m |
帰りは香港での乗り継ぎに間に合ったので、予定どうりに成田に到着しました。
総じて、香港国際空港がわかりやすく、乗り継ぎの案内もキャセイパシフィックの地上係員がよく訓練されてきちんと対応しており、乗り継ぎのフライトとしては、問題ないと思いました。
上海経由でシンガポール往復
2016年3月に、同じように航空券が送られてきて、今度は中国東方航空で上海経由のシンガポール往復を体験しました。
シンガポール行きのフライト
Tokyo | Shanghai | 3 h 25 m |
NRT 10:55am
Terminal 2
|
PVG 1:20pm
Terminal 1
|
|
China Eastern Airlines 272 |
Shanghai | Singapore | 5 h 40 m |
PVG 4:20pm
Terminal 1
|
SIN 10:00pm
Terminal 3
|
|
China Eastern Airlines 545 |
上海浦東国際空港にて乗り継ぎになりますが、今回は待ち時間が3時間となっています。したがって所要時間はトータルで12時間を超えるので、香港経由に比べるとかなり長時間となりました。
上海浦東国際空港での乗り継ぎは、パスポートコントロールを通らずに、乗り換えはできますが、係員の誘導とか案内はほとんどなく、こちらから質問して確認しないと教えてくれませんでした。極めて不親切で、笑顔もなく、ただ立っているだけ。
乗り継ぎの旅行者の移動ルートは、裏口のような狭い通路を通って、抜け道のような感じでした。
香港と比べてはいけないかもしれませんが、ラウンジの快適さもかなりレベルの違うものでした。
帰りのフライト
Singapore | Shanghai | 5 h 25 m |
SIN 12:55am
Terminal 3
|
PVG 6:20am
Terminal 1
|
|
China Eastern Airlines 544 |
Shanghai | Tokyo | 2 h 40 m |
PVG 9:10am
Terminal 1
|
NRT 12:50pm
Terminal 2
|
|
China Eastern Airlines 523 |
上海での乗り継ぎは、帰りは慣れていたので、支障なく乗り継ぎできました。
まとめ
2通りのルートで体験しましたが、キャセイパシフィックでの香港経由が、中国東方航空の上海経由よりも、かなり快適に移動することができます。
金額的には一般にはキャセイの方がチケットが高いかもしれませんが、あまり大きな差がないのであれば、絶対にキャセイをお勧めです。(特に上海での乗り継ぎ経験が少ない人の場合は)
マイルは、どちらもJALに加算することができます。
スターアライアンスの人は、また別の戦略が必要でしょう。
今後、さらに体験することがあると思いますので、追加していきます。
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