確定申告 配当金を総合課税にする/税金が戻るかチェック
2018/02/21
株の配当を申告すると、税金が戻るか
チェックする確実な方法はこれです。
はじめに
関連記事で株の配当に対して源泉徴収された
税金が戻ってくる場合があることを書きました。
関連記事:配当金を申告すると税金が戻る場合あり
課税所得330万以下であれば、
かなり戻ってくる可能性が高いです。
これを確認する確実な方法は
確定申告の入力を国税庁のWebで
やってみることです。
(この記事は2017年3月時点の情報です)
国税庁のWebの使い方
国税庁の作成コーナーは、試しに入れて
チェックしてもいいし、良さそうだったら、
そのまま本番の確定申告にも移行できます。
e-Taxを前提に入力することも、
プリントして提出することもできます
e-Taxを行うには準備がたくさん必要ですが、
とりあえず申告した税金が戻るかチェック
したいのであれば、書面提出のモードを
選ぶといいと思います。
入力する場合の注意点
最初に、入力方法選択の画面が出てきますが、
中央の赤枠の「すべての所得対応」を
選んでください。
あとは、自分の収入、控除、など
必要な事項を入力していきます。
最後に、収入などを入れる項目で
配当をクリックして必要事項を
入力していきます。
株の売買はしていない
という条件で入れてみます。
多くの方は、証券会社の特定口座で
株を保有しているパターンなので、
仮に、カブドットコム証券の特定口座で
54,000円の配当があったと仮定して、
入力してみます。
最初の質問には「いいえ」で答えます。、
次に、以下の図のようにチェックして、赤枠をクリックし、
必要な情報の入力を行います。
特定口座の情報を入力します。
配当金と、源泉徴収された税額を入れます。
この例では、配当金は5,4000円に対して
源泉徴収の所得税はその15.315%で
源泉徴収の住民税は5%で計算します。
金額が計算と違うと以下のような
エラーメッセージが出ます。
金融機関の情報を入れて、次へ進みます。
次に、配当控除の入力ボタンを押して、
株式の欄に内訳を入れます。
配当に関してはこれで入力終了です。
その他の収入、雑収入、控除に関する入力を
終了すると、税額が表示されます。
(45)の欄が△が付いていると、還付されます。
まず、配当を確定申告に入れないで入力し
この税額を確かめ、次に、配当に関する
総合課税を選択して上のように入力して
比較すると、どちらが有利かわかります。
もっと簡単な、無料ソフトで始めることもいいかもしれません。
まとめ
確定申告作成サイトを使って
配当に関する総合課税を選択する場合と
そうでない場合を比較できます。
どちらが有利か、確認してみましょう。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
元気シニア