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お酒の税金 値上げと値下げ ビール類、日本酒、ワイン | 輸入ワインの価格は下がる | 2019年2月からEUからのワイン関税撤廃

      2019/03/11

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これから10年くらいかけて、

ビールと日本酒は税金が安くなるらしい。

ですが、ワイン、酎ハイ、第3のビールは

税金が高くなります。

晩酌はどのようにしたら、楽しく、安く、

飲めるのでしょうか?

<2019年2月追記>

2019年2月に「日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)」が発効しました。

EUから輸入するワインの関税が即時撤廃されるというニュースが出ました。

大手のワイン輸入業者も、このEPA発効を受け

3月1日より一部ワインについて価格改定してます!

はじめに

2017年度の税制改革に盛り込む

政府の方針が出ました。

2026年10月までに、ビール、日本酒、

ワイン、並びに酎ハイ、ハイボールなど

酒類の税金を2種類に簡素化するそうです。

その結果、税金が上がるお酒類と、

税金が下がる酒類に分かれるようです。

なお、ウィスキーなどの蒸留酒は

変更無しということです。

関連記事:輸入ウィンの値段が下がる

酒税変更の対象

 

簡素化の対象は、ビール、発泡酒、

第3のビール、日本酒、ワインなどの

醸造酒と、酎ハイ、ハイボールなどの

リキュール類になります。

2026年までに、これらを簡素化して

2種類の酒税に統一する予定が

示されました。

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ビール類はどう変わるか

ビールの普通サイズ1缶、

350mlで計算して、1缶あたりの

酒税はどうなるのか見てみましょう。

 

ビールは安くなる

ビールは現在、350mlあたりの税金が

77円 ですが。段階的に下がっていき

2026年10月で

55円 程度に下がります。

ビール好きには、嬉しいです。

発泡酒は少し高くなる

現在は、発泡酒は47円ですが、

2026年10月で55円程度になると

いうことです。

第3のビールは発泡酒に統合

現在、第3のビールは28円ですが、

2020年10月に、少し税金が高くなり

2023年10月に発泡酒に統合されます。

実質2026年10月で55円と言うことに

なります。

消費者の反応

まだ完全に確定ではなく、

今後消費動向などを見て検証しながら

進めるということです。

税金が安くなることで、どうせなら、

本物のビールを飲みたいという人が増える?

のではないか、と予想されます。

日本酒とワイン

もともと、日本酒の税金は、ワインと比べて

高いという批判がありました。

これを一緒にする、ということですから

日本酒好きには、嬉しいです。

そういう私も、日本酒はですよ:ー)

 

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醸造酒の酒税の統合

日本酒の350mlに換算した酒税は現在42円

これに対して、ワインが28円ですが、

これを段階的に近づけ、2026年10月に

両者とも35円程度と同一税額とする予定です。

美味しい日本酒が少し安く飲めることを

期待します。(嬉しい!)

日々の晩酌の日本酒について、興味ある方は

-> こちら または こちらも(シニアの晩酌日記)

輸入ワインは値下がりか?(2017年7月追記)

2017年7月に、日本と欧州(EU)との経済連携協定(EPA)で

欧州産のワイン、チーズ、革製品などの関税の引き下げや、

撤廃が合意されました。

この協定が発効する2019年にはワインの関税は完全撤廃です。

現在の関税は、欧州ワインは15%、または

1リットル当たり125円の安い方が課せられます。

標準的なワイン一本は750mlとすると、一本あたりで

94円くらいの関税になります。

したがって、ワイン1本で100円程度は税金が

下がりそうですね。

チリワインに比べてフランスワインのコスパは

悪くて、今まで買う機会は少なかったのですが、

2019年からは期待できます。

追記 2019年2月に「日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)」が発効しました。

酎ハイ、ハイボールなど

手軽に飲めて、若者にも、おじさんにも

人気が高い酎ハイ、ハイボールですが、、

税金が上がります。

現在は350mlあたり28円ですが

2026年10月には、日本酒と同じ

35円になる予定です。

でも、この程度であれば、あまり実売価格の

値上がりにはならないと思われます。

蒸留酒(ウイスキーなど)

今回は変わりません。

税金は、度数によって変わりますが、税率は

アルコール一度あたり1リットルで10円

(350mlで3.5円)で変わらないです。

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まとめ

ビールに関しては、

本来の伝統的製造方法のビールの税金が下がり

税金を安くするために開発された発泡酒や

第3のビールに関しては税金が上昇する

ことになります。

これにより、麦芽とホップの、本来の美味しい

ビールが豊富に生産され、比較的安く

本物のビールが飲めることが期待されますね。

いいことです!

 

私、元気シニアは、どちらも好きですが

日本酒とワインの税金に関する不公平感が

なくなったのも、いいことかなと歓迎します。

結局、何でもたくさん飲むことになりそう、、、

父の日に美味しいお酒プレゼント

(最後まで読んでいただきありがとうございます)

 

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