元気に生きようシニアの生活ブログ

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新しいタイプの免税店/空港型市中免税店/どう使えばいいのか

   

はじめに

海外旅行に行く時の楽しみの一つに

免税店での買い物があります。

2016年から、従来、空港にしかなかったタイプの

Duty Free Shopが市内にもできるようになりました。

「空港型市中免税店」と呼ばれています。

もともとは、2020年に向けて海外からの観光客増を

狙った戦略ですが、我々日本人の旅行好きも

このような免税店を賢く利用したいものです。

免税店の種類

免税店といえば、まず思い浮かべるのが、

空港の出国ゲートを出た後に広がる「免税店」です。

空港にある免税店はDuty Free Shopと呼ばれています。

この免税店は、消費税の他に、酒税、たばこ税、関税が

免除となるのが特徴です。

一方、市内においても免税店がたくさんあります。

いわゆるTax Free Shopで、外国人のみ(滞在6ヶ月未満)で

消費税のみの減税ですが、市中の豊富な商品が対象になります。

「市中免税店」と呼ばれています。

空港型市中免税店

ここに対して、2016年から

「空港型市中免税店」

という種類の免税店が、幾つか誕生し始めました。

空港型市中免税店の場合は、購入した品物は

その場では渡さず、成田または羽田空港にて

日本を出国した後の引き渡しカウンターで

受け取ることになります。

日本人でも大丈夫です。

なぜ空港型市中免税店が増え始めた?

新しいタイプの空港型市中免税店は

海外からの旅行者によるインバウンド消費

を狙っています。

豊富な商品を揃えて、消費税のみでなく

関税(海外価格に対して概ね5~20%)

などを免税することで割安にして、

売り上げを伸ばそうとしている仕組みです。

2020年を見据えた新たな仕組みとなります。

空港型市中免税店の実際

Duty Free GINZA

2016年1月にオープンした、「空港型市中免税店」です。

銀座三越の8階にあります。

サイトはこちら

消費税だけでなく、関税、酒税、たばこ税が免税です。

旅行する本人だけでなく、誰でも入店ができるので、

商品選びを友達ちや家族と一緒に楽しむことができます。

羽田空港または成田空港から1ヶ月以内に出発する人が

購入可能です。

購入する人はパスポートと航空券の提示が必要です。

購入時期は

購入できるのは、海外に出発する1ヶ月前から前日までの間。

ただし、羽田を0:00 ~ 5:59までに出発する便の場合は

前々日までに購入することとなっています。

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その他の空港型市中免税店

東急プラザ銀座にも韓国の「ロッテ免税店」があります。

高島屋が空港型市中免税店を2017年春、新宿に出店するそうです。

従来の空港の免税店と、どっちがいいのでしょうか?

従来の有名なブランドの項目とかを比較すると、

空港の免税店とそれほど差はないように見えます。

Duty Free GINZAにおける特徴はなんでしょうか。

品揃えとしては、銀座はインバウンドの外国人の

お土産物売り上げを狙っているので、今までの

空港の中の免税店とは一味違う感じです。

(1)「日本のものづくり」に注目

「THE 800 HANDS JAPANESE BEAUTY」

と呼ばれる売り場では職人の技が光る工芸品や

日本を感じる工業製品などが集められています。

これらは、日本人が外国に持って行く時にも

お土産としてチェックしておきたい気がします。

(2)今までの免税店にないブランド

空港の免税店の品揃えと比べると、

「ヴァレンティノ」(VALENTINO)や

「サンローラン」(SAINT LAURENT)など

これまでは国内の空港免税店では扱いの無かった

ブランドもあります。

特に、「ブシュロン」(BOUCHERON)は

世界初の空港免税店への出店ということ。

一般的な商品であれば空港の免税店が

便利で十分と思いますが、他と違ったものを

海外旅行の際にお得に求めたいということであれば、

空港型市中免税店は要チェックでしょう。

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まとめ

空港型市中免税店について、まとめてみました。

今までとは違う種類の免税品を狙って事前に調べ

自分の欲しいものがあればお得にショッピングして

旅行に出かけるというのも

新しい楽しみ方かもしれません。

将来は、こんな店が増えていくとすると、

より手軽にできるようになるでしょう。

元気シニア

 - 旅行, 空港