迷惑メール | あなたのパスワードが侵害されました | 嘘か本当か?
2018/12/19
迷惑メールの中でも、ランサムウェアのように
脅迫のような内容のメールが最近届くようになりました。
筆者宛に来た実際のメールを例に対策を考えてみます。
はじめに
最近、当ブログの筆者である私の個人メールに、
”パスワードが侵害されました”、
”アカウントを乗っ取った”、
”秘密を暴露されたくなかったらビットコインでお金を払いなさい”
という脅迫のようなメールが来ます。
文章は少しずつ違うのですが、似たような内容の
迷惑メールが、次々と到着します。
初めて見る人には、一瞬どきっとする内容。
これらのメールはお金を騙し取る詐欺メールです。
どんな内容なのか、私の場合の例を見てみましょう。
このようなメールが来ても、決してお金を
振り込まないように気をつけましょう。
メールの内容の例
幾つかのパターンがありますが、共通的な内容は、
”あなたの電子メールとデバイスをクラックした”
”あなたのパスワードは、*********だ”
(実際に使っていたパスワードが記述されていることもある)
”トロイの木馬ウィルスをインストールした”
”あなたのネットへのアクセス内容など秘密を公開されたくなかったらビットコインでお金を支払いなさい”
私に、先日来たメールの一例です(途中まで)
この後もメールは続きますが、カットしました。
読むと日本語が明らかに変なので、普通は信用しない
場合が多いと思いますが、実際にメールに記述された
パスワードが本当にその人が使っている
パスワードの場合もあるようです。
筆者が受け取ったメールも10通くらいありますが、
その中の1通には、本当に自分が使っている
パスワードが書かれていました。
そのほかのメールの例では、デタラメのパスワードでした。
書かれている内容は一部でも本当なのか?
もし、自分のパスワードが書かれていたら、
本当にハッキングされているのか気になりますね。
いろいろ調べてみると、闇市場に、メールアドレスと
パスワードの組み合わせ情報が流れていて、どうも
その情報を迷惑メール発信グループが買っているらしい。
私の場合、過去にアクセスしたサイトの中に、
パスワードを抜き取る悪いサイトがあった可能性があり、
その情報が出回っているらしいということです。
ただ、私のパソコンはマックなので、トロイの木馬が
仕込まれたことはないと思われます。
したがって、パスワードは本当に使っていたものでも、
それはパスワードが情報として流出しただけで、
PCはハックされていないというのが正しい状況です。
無論、念の為、流出したパスワードは変更しました。
以前はオンラインバンキングのパスワードで
使っていたので、ちょっと焦りましたが、
特に被害はありませんでした。
Windows PCを使っている場合は、
念のため、ウイルスチェックをかけたほうが
安心と思います。
ソフトが入っていないひとは、この機会に
導入することをお勧めします。
ウィルスチェックソフトの導入
よく使われている3大ウィルスソフトといえば、
ノートン、ウィルスバスター、カスペルスキーです。
いろいろ特徴がありますが、筆者が使っているのは、
カスペルスキーで全方位にセキュリティ能力が高いので、お薦めです。
よく売れていて実績のあるウィルス対応ソフトの
公式サイトは以下の通りです。
その他にも、プロバイダーがお勧めするセキュリティの
サービスやオプションがありますので、
自分のプロバイダーのホームページで確認して、
早めに対策するのがいいと思います。
まとめ
パスワードが侵害されましたというメールは、
嘘の内容で脅しをかけているものです。
もし、実際に使っている自分のパスワードが
そこに書かれたとしても、必ずしも、
PCがハックされたとは限りません。
ほとんどの場合は、悪意のあるサイトから
抜き取られて流出したメールアドレスと
パスワードを使って脅迫のメールを出しています。
でも、この機会に、ウィルスチェックのソフトを入れて、
チェックして見るのが安心でしょう。
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