e-Tax | 最新版 2020年 | 確定申告 事前準備 | ID パスワード方式の届け出 (体験記)
昨年の確定申告 e-Taxでは、マイナンバー
カードを使って申告しました。
今年(2020年)は、ID・パスワード方式を
試しにやってみました。
はじめに
昨年まではID・パスワード方式は事前に
税務署で届け出る必要があったため、
行いませんでした。今年はオンラインで
できるようになったので試してみました。
なぜ?
マイナンバーカードがあるのになぜ?
ID・パスワード方式を試す理由は、
今までの経験で、マイナバーカードで
読み取りを行うことの不安定さが嫌で、
そこから解放されたいということです。
今まで何年か、読み取りカードリーダーと
MacのOSとの相性の良し悪しで、
E-tax申告の途中でエラーとなり
ずいぶんと手間がかかり苦労しました。
IDとパスワードであれば、そのような
ことはないと思った次第です。
基本的な流れ
国税庁の確定申告書作成コーナーにアクセスすると
今年はこんな感じです。
右下の”ID・パスワード方式の届出”において
届出を行います。ただし、
届け出をオンラインで行う際には、
マイナンバーカードとカードリーダーが
必要となります。
届け出が終われば、IDとパスワードのみで、
E-Taxでの申告ができるはずですが、、、
実際のところはどうか?
環境チェック
”ID・パスワード方式の届出”において
「届け出を行う」をクリックするとまず、
使用しているPCの環境を確認して来ます。
システムの指示に従って使用するPCの
ブラウザー環境を準備します。
以前よりシステムが親切にチェックしてくれる
ので簡単に必要な機能拡張ができます。
以前の事前準備の例はこちら
届け出を行う
準備ができたら「届出を行う」をクリックして、
指示に従って進みます。
その際に、マイナバーカードでの認証が必要と
なります。カードリーダーを接続し、4桁の
カード暗証番号を入れます。
メッセージボックスの確認、届け出受理
届け出が終わったら、メッセージボックスの
確認をし、実際に届け出が発信されたか、確認します。
この確認の際にも、マイナンバーカードでの認証が
必要となります。
実際に届出してから、受け付けられるまでの期間は、
大体2日から3日と思われます。
私の場合は週末を入れて3日目には届け出が受理され
手続きが完了しました。
”ID・パスワード方式の届出”に対して、なんからの
パスワードを記載したものが送信されるかと思った
のですが、実際にはそのようなものは来ないです。
つまり今までE-Taxで使用していたIDとパスワードが
マイナーバーカードで承認する替わりに、認証に利用
出来るようになったということでした。
まとめ
”ID・パスワード方式の届出”で、E-taxの申請を
マイナンバーカードを使わないで行いました。
しかし、その届け出のためにはマイナンバーカードが
必要でした。
結局、処理としては手間はあまり変わらないです。
でもE-taxの送信の際に、カードの読み取りで
失敗するという嫌な思い出を持っているので
自分としては、少し安心して、スムースに
E-tax申請が出来ました。
元気シニア