最新ヒースロー乗り継ぎ事情:ダブリンへ乗り換え:ターミナル3からターミナル5
2016/09/12
概要
ロンドンヒースロー空港の国際線コネクションで要注意
2016年5月末にダブリンに行ってきました。日本航空JL043でロンドンヒースローに到着し、そのままUKに入国せずに、BA824に乗り継ぎ、ダブリンに向かいました。
日本航空に確認したところ、この場合は、1時間半の乗り継ぎ時間で、乗り継ぎを保証しているとのことでしたので、余裕でダブリン行きに間に合うと思っていたら、なんと走ってゲートが閉まりかけているところにギリギリセーフという経験をしました。
ヒースローのターミナル3へ国際線で入り、そのままターミナル5のアイルランド行きへ乗り継ぎする場合、時間帯や、行く先によっては非常に時間がかかることがありますのでご注意ください。
なお、同じように日本航空でターミナル3へ到着し、UK国内でエジンバラ方面に乗り換える場合も、同じように時間がかかりますので、要注意です。ターミナル5のパスポートコントロールで、UKとIrelandは同じ場所に並ぶためです。
同じようなルートを通る方のために、体験をまとめておきます。
出発は予定通り
以前にヒースローのターミナル5の乗り継ぎで時間がかかった方のお話を聞いていたので、SAKURAラウンジのJALのカウンターで乗り継ぎ情報を聞きました。親切に、説明してくれましたが、要するに、入国はしないで、乗り継ぎ用のバスに乗ってターミナル5に移動するということと、乗車時間は10分程度で到着するとの情報しか得られませんでした。おそらく待ち時間を入れると30分程度かと予想して出発しました。
ヒースロー:ターミナル3到着→乗り継ぎバス
ヒースロー到着は、予定より5分程度早く、15:45くらいでした。
まず、乗り継ぎ用のバスのターミナルへと行く必要があります。ゲートへ出て、紫色の看板(FLIGHT CONNECTIONS)を探して、ひたすらターミナル5行きのバス乗り場まで進みます。
バス乗り場に到着したのが、16時くらいでした。
10分程度バスを待って、ターミナル5まで10分程度で到着したので、飛行機到着から40分かかってターミナル5に到着です。16時25分くらいでした。
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ターミナル5到着後、パスポートコントロールあり
ターミナル5でセキュリティチェック(荷物検査)を通過すればいいので、ダブリン行きのBA824(17:20出発)には十分間に合うかと思ったですが、実は誤算がありました。
効率の悪いパスポートコントロールを通らないといけないのです。入国しないので、そのままスルーするのかと考えていたのですが。
パスポートコントロールはInternationalとUK & Irelandに2分割されていて、アイルランド行きはUKの国内便と同じ並びで、しかも、そこに多くの人が並んでいました。エジンバラ湖水地方を楽しむJTBのツアーの日本人団体さんも、同じ日本航空で到着して、私のすぐ後ろに並んでいました。
一方、International Connectionsは人がほとんど並んでいません。
さらに、列が、EUパスポートホルダーとNon-EUパスポートホルダーに2分割されていて、Non-EUの人の列が全く処理が進まないのです。明らかに、EUパスポートホルダーを優先しているのですが、極端すぎる優遇。
全く列が進まないので、係員に再三、文句を言う。その結果、パスポートコントロールの列に並びつつ30分以上が経過してから、少し進み始める。少し前に進んだ後、出国カードを渡されて書いて、さらに待ち続けることに。時間はついに、17時を過ぎてしまいました。このままでは間に合わないので、列を整理する人に、時間がないので、なんとかしてくれと頼み、前に連れて行ってもらいました。
その結果、出国手続きと、写真撮影をして、パスポートコントロールを追加したのは、17時5分を過ぎていました。次にセキュリティのゆっくりとした処理を過ぎて、走ってゲートに到着したのは17時15分になっていました。通常であれば、ゲートは閉じているでしょうが、オンラインチェックインはしていたので、待っていたようで、係員が手招きして呼んでくれました。機内に入ってすぐにドアが閉まって出発しました。
まとめ
日本から日本航空でダブリンに行かれる方は、ターミナル3から5への乗り継ぎに、十分余裕を持った方がいいと思います。1時間30分では少し危ない場合があります。エジンバラ行きの方も、同じように時間がかかる可能性が高いです。
なお、帰りの乗り継ぎは、JL7624(BAコードシェア)からJL044への乗り継ぎでしたが、問題はなかったです。ターミナル5からターミナル3への移動は、行きと全く逆方向に進みますが、入国しないのでパスポートコントロールはなくスムースに乗り継ぎできます。
<上記の情報は2016年5月末時点です>
その後、2016年6月24日
2016年6月24日に英国がEUから離脱、それに伴い、スコットランド首相はスコットランドの独立とEUへの加盟を示唆しました。
一方、英国領北アイルランド(Northern Ireland)でも、カトリック系民族主義政党シン・フェイン党が、アイルランドとの統一の是非を問う住民投票を行うべきだと表明しました。
ロンドンヒースロー空港のコネクション(UK&Ireland Connection)は、今後しばらく、大幅に変わるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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