晩酌日記 | キリッとしたひやおろし 久礼 | 秋に合う、辛口でうまい
2017/10/07
春先に製造し、貯蔵して熟成させ、
夏場に出荷する「ひやおろし」ですが、
割と熟成した甘口が多い気がします。
高知の土佐町、四万十川源流で醸された
「辛口純米+10 久礼ひやおろし」は
超辛口で秋口に楽しめるお酒です。
はじめに
晩酌は、日本酒の旨味を味わい尽くすもの。
食前にちびちびとやるのもよし、
食べながら、ぐいぐい、行くのも良し。
酒の旨さを色々楽しみたいものです。
今回は、ひやおろしの、辛口です。
四万十川源流の洞窟で熟成させた、
「辛口純米+10 久礼ひやおろし 720ml」を
飲んでみました。
辛口純米、久礼
久礼は高知県最古の蔵元、西岡酒造が
醸すお酒です。
今回は、今年の3月に出来上がった新酒を
四万十川の源流域の洞窟で、6ヶ月貯蔵、
熟成させ、秋口に出荷する「ひやおろし」です。
蔵元は、高知県の漁師町、カツオの揚がる
中土佐町久礼(くれ)で約230年の歴史を持ち、
まさにカツオに合うお酒を醸しているに
違いありません。
今回は3種類のひやおろしの中から、
「辛口純米+10 久礼ひやおろし」
を飲んでみました。
同じ「ひやおろし」でも、純米吟醸、及び
普通の純米酒がありますが、今回は+10度
という超辛口の純米を飲んでみました。
味の特徴
16度のアルコール度数があり、とても切れの良い
さすが+10度のドライです。
+10度いうことで、米の旨さから来るかすかな
甘さの他は、スーと飛んでいく切れの良い辛口です。
フルーティな純米吟醸とは異なり、きっと鰹のタタキや
赤身系の刺身、和食全般にとてもよく合うと思います。
このお酒は、晩酌の開始に飲む食前酒としても、
漁師町の食事に合う、食中酒としても、いろいろ楽しめる
お酒ではないでしょうか。
熟成した『ひやおろし」のイメージとは、だいぶ異なる
ドライなお酒です。
酒屋さんの宣伝文に、冷やしてもぬる燗でも楽しめる
と書いてあったので、ぬる燗でも飲んでみました。
ぬる燗、あるいは常温で飲むと、本来のこのお酒の
切れと熟成のバランスが感じられ、うまいです。
色、香り
久礼の純米辛口は、薄い琥珀色で、通常の
ひやおろしよりは薄い色に見えます。
フルーティな香りが立つことはあまりなく、
あくまでもドライです。
これは食べ物を邪魔せずに、食中酒として
楽しめることを意味します。
データ
日本酒度:+5.0
酸度:1.7
原料米:松山三井
原材料:米・米麹
精米歩合:60%
アルコール度数:16
醸しの説明
日本最後の清流四万十川の伏流水と、原料米
松山三井で仕込み、3月に出来上がった新酒を
1年中温度が安定する洞窟で貯蔵しました。
洞窟で夏を越したお酒は、静かに熟成し、
新酒の荒々さが消え丸みのある味に変化します。
他の種類の久礼ひやおろし
西岡酒造のひやおろしには、通常の純米酒
ならびに、純米吟醸が用意してあります。
比較としては、純米吟醸はとてもフルーティで
華やかな吟醸香があります。
しっかりしたコクと切れの良いスッキリした
喉越しもあり、こちらも食前、食中酒で楽しめます。
どこで買えるのか
このお酒は、近くの酒屋にない場合は、
ネットショッピング買えます。
720mlの場合、 送料別で、1240円です。
同じく、純米吟醸もあり、1512円です。
お酒をネットで購入する時の工夫
地方の美味しい酒は近くの酒屋さんでは
売っていないことが多いです。
私は、ポイントサイト経由で楽天で、
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元気シニアでした。
<ご注意> ここでの評価は、日常の晩酌で飲むことを前提に、あくまでも個人の味覚、感想をもとにしております。また、お酒は生ものですから、同じ作り手の同じ種類のお酒でも、その年、飲む環境、飲む季節によっても変化します。あくまでも、参考として、ご理解ください。
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