ヤマト運輸 料金改定 値上げと割引/新サービス | 賢く対応する方法
宅配便最大手のヤマト運輸の
料金が改定されることに。
改定に合わせて新たな割引も始まる
ようなのでまとめてみました。
はじめに
ヤマト運輸の宅配便の料金が
27年ぶりに改定ということです。
基本は値上げなのですが、同時に
労働時間の短縮を考慮した、配達時間、
受付時間などの改定もあります。
また、新たな割引制度も始めるようなので、
よく調べて対応していきたいと思います。
改定の内容
(1)宅急便基本運賃の改定(2017年10月1日から)
宅急便の基本運賃が値上げになります。
値上げ額は、発送地域と、荷物サイズによって
変わります。
値上げ幅は、40円から180円の間ですね。
発送地域が四国/九州/沖縄でない場合(税抜き)
サイズ | 四国/沖縄宛て | それ以外の地域宛て |
60 | +40円 | +140円 |
80 | +40円 | +140円 |
100 | +60円 | +160円 |
120 | +60円 | +160円 |
140 | +80円 | +180円 |
160 | +80円 | +180円 |
発送地域が四国の場合
サイズ | 四国/九州宛て | それ以外の地域宛て |
60 | +140円 | +40円 |
80 | +140円 | +40円 |
100 | +160円 | +60円 |
120 | +160円 | +60円 |
140 | +180円 | +80円 |
160 | +180円 | +80円 |
発送地域が九州の場合
サイズ | 沖縄宛て | それ以外の地域宛て |
60 | +40円 | +140円 |
80 | +40円 | +140円 |
100 | +60円 | +160円 |
120 | +60円 | +160円 |
140 | +80円 | +180円 |
160 | +80円 | +180円 |
発送地域が沖縄の場合
サイズ | 沖縄県内宛て | それ以外の地域宛て |
60 | +140円 | +40円 |
80 | +140円 | +40円 |
100 | +160円 | +60円 |
120 | +160円 | +60円 |
140 | +180円 | +80円 |
160 | +180円 | +80円 |
(サイズの数字は、荷物の3辺の長さの合計(cm))
また宅急便コンパクトの運賃は変わりません。
実際の運賃については、ヤマト運輸の
ホームページをご覧になり確認してください。
なお、発送地域別の料金は以下で確認できます。
- 北海道
- 北東北(青森県、秋田県、岩手県)
- 南東北(宮城県、山形県、福島県)
- 関東(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、東京都、山梨県)
- 信越(新潟県、長野県)
- 中部(静岡県、愛知県、三重県、岐阜県)
- 北陸(富山県、石川県、福井県)
- 関西(大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、兵庫県)
- 中国(岡山県、広島県、山口県、鳥取県、島根県)
- 四国(香川県、徳島県、愛媛県、高知県)
- 九州(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)
- 沖縄
レジャー用品の運賃変更(値上げ)
レジャー用品の大型化に対応するためということで、
スキー、ゴルフ宅急便の値段が上がります。
スキーは1400サイズ運賃であったのが、
160サイズの運賃になります。
東京から信州にスキーを送る場合、
今までは税抜きで1,500円であったのが、
10月1日からは1,880円になるようです。
スーツケースも上限の運賃が値上げされる予定。
(2)再配達の受付締め切り時間の変更
これに関しては、10月1日の改定に先行して、
2017年4月24日から、当日再配達受付
締め切り時間の繰上げが行われました。
例えば、配達当日の再配達の受付は
20時まで電話で受け付けていましたが、
労働環境の改善のため、19時までと
なりました。
現在は、再配達の受付締切時間は
以下のようになっています。
受付締切時間 | 2017年4月24日以降 | (2017年/4月/23日まで) |
インターネットの場合 | 18時40分 | (19時40分) |
専用電話(自動受付) | 18時40分 | (20時) |
サービスセンターへ電話 | 19時 | (20時) |
ドライバーへ電話 | 19時 | (20時) |
(3)配達時間帯指定枠の変更
さらに、2017年6月19日から、
配達時間帯指定枠の変更が実施されています。
従来6区分あったのが、5区分になりました。
大きな違いは、昼の時間帯(12時から14時)
が無くなりました。
これはドライバーが、お昼の休憩を
取れるように労働環境を改善するため
ということです。
また、20時から21時の枠を、19時から21時に
変更しました。
その結果、以下のようになりました。
時間指定枠 | 時間帯 |
1 | 午前中(〜12時) |
2 | 14時から16時 |
3 | 16時から18時 |
4 | 18時から20時 |
5 | 19時から21時 |
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(4)付加価値サービス料金
クール宅急便、宅急便タイムサービス、超速宅急便、
など付加料金については変更ありません。
新たな割引の始まり
27年も値上げされていないし、
配達する人の労働時間を考えると、
ある程度の値上げはやむをえない
と言う感覚は正直あります。
一方、労働時間を減らせるような工夫で、
新しい割引制度も恥あるようなので、
新しい割引で賢く使うことも、
考えていきたいですね。
お得に使える新たな割引・新サービス
10月1日から新たな割引やサービスが開始
されるようなので、チェックしておきたい。
人手を削減できるようなサービスを増やし、
その分、料金を割り引くという考え方なので、
ちょっとした手間で割引が受けられれば、
積極的に利用したいものです。
(1)デジタル割:50円割引
これは、ヤマト運輸直営店の店頭端末「ネコピット」を使う
サービスで、この端末で発行したデジタル送り状を利用すると
荷物1個につき50円割引きとなります。
(2)直営店持込割引:150円割引き
現行の持ち込み割引きは100円ですが、それに加えて、
クロネコメンバーズの会員がヤマト運輸直営店に
持ち込んだ場合、さらに50円割引きとなります。
(3)宅配便センター直送サービス(仮称):50円安い
届け先を自宅ではなく、ヤマト運輸直営店
(宅急便センター)
に指定した場合は、通常の宅急便運賃より
50円お得なサービスが開始される予定。
今後の利用戦略
以前からあるヤマト運輸の宅配便割引サービスに
加えて上記の新しい割引を組み合わせることを
考えたほうがいいのではないでしょうか。
従来サービスと、新たな割引を組み合わせると
クロネコメンバーズの方は
運賃の10〜15%割引と、1個あたり
200円〜250円の割引を受けることが
可能となります。
メンバーでない場合も、1個あたり、
200円から250円の割引が可能。
以前からあるサービスをおさらい
(1)クロネコメンバー割
ヤマト運輸で使える電子マネー「クロネコメンバー割」を
5,000円チャージして宅急便発送時に利用すると、
10%割引が適用されます。
(50,000円チャージすると15%割引)
(2)持ち込み割
ヤマト運輸の直営店(配送センター)、取扱店、
またはコンビニに、直接持ち込むと、1個につき
100円を割引します。
まとめ
宅配便ドライバーたちの過酷な労働については
解消するべきと思うので、ある程度の料金アップと
サービスの変更はやむをえないと思います。
その分、新しい割引サービスを頭に入れて、
ちょっとした手間で、賢く割引を活用して
宅配便を使いたいものです。
元気シニア
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