シニアの晩酌日記 | 生原酒なのにスッキリ | 純米おりがらみ生原酒 無想
2018/06/06
純米生原酒なのにスッキリしたお酒です。
少しシュワっとした酸味も感じます。
はじめに
いつもの駅ビルのお酒屋で店員さんから
ちらっと薦められた新潟のお酒が
予想以上に美味で良かったです。
無想 散憂(さんゆう)という名前で、
純米吟醸おりがらみ生原酒となっています。
通常の生原酒とは異なるタイプのお酒で、
晩酌で楽しみました。
おりがらみ生原酒 無想 散憂(むそうさんゆう)
新潟県村上市の大洋酒造が造っているお酒です。
大洋酒造は、昭和20年に村上市管内の14の
蔵元が合併して誕生した大きな蔵元です。
各蔵元の歴史は古く、江戸時代に始まる
伝統の酒造りを誇りとしています。
早くから食事との相性を考えた酒造りを行い
高級酒から晩酌酒までいろいろあります。
特に村上地域限定酒の『紫雲』は定番の
晩酌酒としてポピュラーお酒です。
しかし、「無想 散憂」は少し傾向が異なります。
「無想 散憂」は、大洋酒造の元営業の平田州氏が
初めて副杜氏として醸したお酒です。
その狙いは、
「爽やかな香りと旨みを持する低度数原酒、キレが良く一杯だけでなく二杯三杯と続く酒質」
これを理想として、3年間での完成を目標に
平成27年から造られています。
サブネームの「散憂」は杜甫 一酌散千憂
(一杯で千の憂いも散る)から来ています。
今回のお酒は、その3年目で、初めての
おりがらみ生原酒です。
味の特徴
生原酒というと、今までは、濃い、強い酒で
アルコール度数も17%近くあるような、
トロッとしたお酒のイメージがあります。
無想は少し違います。
キリッとして、爽やかで、15%くらいの
穏やかな度数、甘みをほのかに出しながら、
発泡しているようなしゅわしゅわ感覚、
まさに春に向いているお酒です。
淡麗な飲み口はそのままで、後味に
ピリリと感じるスパイスのような辛味も
心地良さを増してくれます。
今までにない生原酒で、飲み過ぎないよう
気をつけつつ、お楽しみください。
データ
原材料 | 米(国内産),米麹(国内産) |
---|---|
アルコール度数 | 15% |
使用米 | 岩船産越淡麗 |
精米歩合 | 55% |
使用酵母 | 新潟吟醸酵母 |
日本酒度 | 非公開 |
酸度 | 非公開 |
生/火入れ | 生 |
まとめ
イタリアのスプマンテに似た雰囲気で、
気楽に飲めてしまい、米の味をスッキリと
感じながら、喉越しも楽しめます。
かなりいいペースで飲んでも、悪酔いしない。
お酒好きにはついつい量が過ぎるお酒ですね。
素晴らしい。
食前、食後の方が、このお酒の楽しみが増加します。
一升買ってもいいかも。
元気シニア
おまけ
最近、娘の旦那がお遊びに来るので、
日本酒もワインも、つい飲み過ぎます。
(なんと無想の一升を買って用意しました)
そんな時に、さっと胸ポケットに入れた
肝臓エキスを飲むことで、安心して
お酒を楽しめますね。
あまり醜態を見せたくないので。
個人の感想ですが、通信販売限定商品が
あるようで、これが良く効きます。
参考までに。
若い頃は日本酒で悪酔いした記憶がありますが、
シニアになってから、全く悪酔いしなくなりました。
ペパリーゼが効いているのか
本当の理由はよくわかりませんが。
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