シニアの晩酌日記 | 一ノ蔵 | 特別純米生酒 ふゆみずたんぼ
2017/06/06
一ノ蔵といえば、宮城県の著名な酒蔵です。
そこからイメージするのは寒い冬に仕込まれる
旨い酒ですが、今宵の晩酌は「初夏のイメージ」。
はじめに
晩酌とは、食事を美味しくいただくために、
お酒でまず喉を潤し心をリラックスさせる
一つの作法のようなものではないでしょうか。
旨いお酒を少し味わい、旨い肴も、少し味わい、
ともに活かすもの。
さて、今宵の晩酌は、宮城県の酒蔵「一の蔵」から
の夏の贈り物、「特別純米生酒ふゆみずたんぼ」。
5月中旬の初夏の晩酌で至福の味を楽しみました
ので紹介します。
一ノ蔵
最初に”一ノ蔵”を知ったのは、若い頃ですが、宮城県に
住んでいた頃です。
古くから宮城県にある4つの酒蔵が、昭和48年に
合同で興したのが一ノ蔵です。
浅見商店・勝来酒造・桜井酒造店・松本酒造店が
新しい蔵を作り、できるだけ手づくりの仕込みを残した
高品質の酒を造りたいということで誕生したそうです。
一ノ蔵の酒造りに興味ある方は —> こちら
「特別純米生酒ふゆみずたんぼ」とは
新緑から夏の時期に楽しむことを想定して
低温熟成して出荷されるフレッシュな
味わいの生酒です。
冬に仕込まれ、春先に搾られたお酒は、
夏を迎える頃には熟成が進み、やわらいで
まるみをおびてきます。
原料は有機米ササニシキを100%使用。
お米は環境を保全する「ふゆみずたんぼ」農法で
作られているので、お酒の名前にこの農法が
入っています。
(720ml)
全体評価
味と香り、色
すっきりとした甘さがまず感じられ、
少しだけですが、熟成感もあり、
米の甘さ、香りと清涼感がミックスで
感じられます。
優しくさわやかな存在感のある味です。
個人的には、食前酒として、この味を
じっくり楽しんみたい、美味なお酒です。
色は、薄めの琥珀色になります。
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合う酒の肴は
これだけ品質が高いと、和食はもちろん、
洋食、チーズや肉料理でも合わせることができます。
若干の甘み、酸味、苦味がある方が、より良く合います。
一つのオススメは、ホヤの塩辛で、一ノ蔵のHP
でも紹介されていますね。
個人的には、海産物が合うと思います。
こんぶ、ワカメの海藻類、そして初夏といえば、
カツオの刺身、タタキなど、最高ですね。
一ノ蔵特別純米生酒のデータ
– 蔵元:株式会社一ノ蔵(宮城県大崎市松山)
– 原料米:有機米ササニシキ(宮城県田尻産)
– 精米歩合:55%
– 日本酒度:-1~+1
– アルコール分:17%台
コスト・パフォーマンス
こんなに美味しくて、気になる値段ですが、
720mlで税込1,646円です。
(送料は別)
個人的には1,200円くらいに抑えたいところですが、
この味わいですから、納得のコスト・パフォーマンス
と言えます。
興味ある方は、
こちら
父の日のプレゼントには、一升瓶でもいいかもしれません。
1800mlはこちら
毎日は飲めないですが、時々は飲みたい、
飲むというよりは、味わいたい、お酒です。
まとめ
食前酒としての楽しみもあり、
うまい海の幸を楽しむ晩酌にも最適、
どちらにしても、晩酌で楽しめる、最高の
品質です。
初夏の日本酒としては、お薦めのトップ3に入ります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
元気シニア
<ご注意> ここでの評価は、日常の晩酌で飲むことを前提に、あくまでも個人の味覚、感想をもとにしております。また、お酒は生ものですから、同じ作り手の同じ種類のお酒でも、その年、飲む環境、飲む季節によっても変化します。あくまでも、参考として、ご理解ください。
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